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おかえり、フク

北川チハル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784333029068
ISBN 10 : 4333029066
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

岐阜県の山あいの集落に暮らすカネオさんとレイコさんは、ある日、がけの下でうずくまっていたニホンカモシカの赤ちゃんを保護しました。そのままでは自然の中で生きられない状態だったため、1歳まで育てて山へ帰すことになりましたが―。必ず来る別れを前に「慣れすぎてはけない」と、気持ちをおさえながらフクを見守った夫婦の愛情が胸を打つ、実話をもとにした絵本。

【著者紹介】
北川チハル : 愛知県生まれ。保育士を経て絵本と童話の世界へ。おはなしライブや親子の絵本タイムを応援する活動にも取り組んでいる。『チコのまあにいちゃん』(岩崎書店)で児童文芸新人賞、『ふでばこから空』(文研出版)でひろすけ童話賞、児童ペン賞童話賞を受賞

鈴木びんこ : 埼玉県生まれ。制作プロダクションを経てフリーイラストレーターとなる。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    実話を基にしたおはなしです。一度保護した動物を野生に戻すことがいかに難しいかがよくわかるエピソードです。遠くに話す、というのもなんだか捨てているようで辛かった…。野生と自然の共存と適度な隔離は、本当に難しい問題です。

  • k sato

    夫婦が遭遇したのは臍の緒のあるニホンカモシカ。足を脱臼したカモシカ・フクを自宅で育て野に帰すまでを描いた実話絵本です。特別天然記念物の飼育は禁止ですが、役所と相談し1年後に野生に戻すことを条件に保護しました。文脈や絵から推測して別れが近づいていることを察知せざるを得ません。遠方に放っても夫婦の元に帰還するフク。夫婦を見守りつつ自分の存在を示す・・・種を越えた絆を感じました。十三年目、フクは夫婦と川の字で寝ていました・・・共通祖先から分岐した哺乳類のDNAには相互互助の仕組みが備わっているのでしょうか。胸熱

  • 読生

    そりゃ帰ってくるよ。 半野生って形に落ち着いたということね。 でもなんか、大人になって家を出て、たまに帰ってくる子どもみたいな。 家族なんだな、やっぱり。

  • NOYUKI

    何で優しい話だろう。幸福のフクは、幸せだったねー。胸が温かくなりました。

  • らんどるる

    読メを見て。ケガをしていて保護されたニホンカモシカの赤ちゃんと助けた夫婦との話。実話。天然記念物なので1年世話をして山に返したものの、結局は戻ってきて近くの山を縄張りにし、助けた夫妻や周囲の人に見守られ、一生を終えた。最後に写真あり。野生動物の保護の美談として受け止めていいのかな。(7分)

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