Product Details
ISBN 10 : 4622077132
Content Description
『古事記』や浮世絵の母子像の分析を通し、人の“つながり”と“幻滅”のあり方を考察する、精神分析的文化論の代表作。新論考「「日本人」という抵抗」を増補。
目次 : はじめに(言葉にすること)/ 1 人と人のつながり(情緒的交流/ 描かれた過去から/ 二者内交流と二者間外交流)/ 2 「つながり」の構造(春画のなかの子どもたち/ 「甘え」とその愛の上下関係/ 幻滅と比喩/ 幻滅と脱錯覚/ 浮かんで消える)/ 3 幻滅の臨床(恥の取り扱いをめぐって/ 「恩」概念の臨床的意義について/ 阿闍世コンプレックスの罪悪感)/ 4 現実の価値(物事と言葉/ 環境の価値/ 現実依存)/ さいごに(日本語臨床と独創性)/ 増補 十年後の応用精神分析(「日本人」という抵抗―私見)
【著者紹介】
北山修 : 1946年、淡路島に生まれる。1972年京都府立医科大学卒業。札幌医科大学内科研修生を経て、ロンドンのモーズレイ病院およびロンドン大学精神医学研究所で卒後研修。帰国後北山医院(現南青山心理相談室)院長。医学博士。九州大学名誉教授、白鴎大学特任教授、国際基督教大学客員教授。専門は精神分析学。元日本精神分析学会会長。学生時代、フォークソング運動に参加し、1970年『戦争を知らない子供たち』で日本レコード大賞作詞賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kayak-gohan
読了日:2021/09/03
清水聖
読了日:2024/01/21
なか
読了日:2019/09/03
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