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再会 慶次郎縁側日記 朝日文庫

北原亞以子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022650498
ISBN 10 : 4022650494
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan

Content Description

岡っ引の辰吉は、十数年ぶりに出会った昔の女から、亭主と別れたいと懇願され、思わぬ事件に巻き込まれる。そして慶次郎の前にも、たった一度、情を交わしたおしのが現れて…。元南町奉行所同心・森口慶次郎のお江戸事件簿。新装版シリーズ第2弾。

【著者紹介】
北原亞以子 : 1938年東京生まれ。69年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞を受賞しデビュー。89年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、93年『恋忘れ草』で直木賞、97年『江戸風狂伝』で女流文学賞、2005年『夜の明けるまで』で吉川英治文学賞を受賞。13年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆうこ

    あとがきで寺田農さんが書かれているように、読んでいると人が動き、音が聞こえる。箒で庭を掃く音も、雨が桟をたたく音も、蕎麦をすする音も。慶次郎が出会う人や助けた人も、どこか心に傷を持っていて、それでも前を向こうとしている人が多い。「花の露」の卯之吉、「最良の日」の源三郎、「お見舞い」のおすみ、それぞれ寂しさの中に誰かを助けたい、自分も安らぎたい、そしてホッとできる場所が見つけられた話で、私は好きな話でした。

  • ハル

    もうちょっとこの先が読みたいと思わせるところで、 各話終わる。 ただし物足りなさは無いのだから、話の終わらせ方が 本当にうまい。 切ない思い、馬鹿だなぁと思うこと、微笑ましい話。 決して微笑ましい話だけでは無いのに、読後感は穏やかな気持ちになる。 ★4

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