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「隅田川」慶次郎縁側日記 朝日文庫

北原亞以子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022651136
ISBN 10 : 402265113X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

慶次郎の跡を継いだ南町奉行所同心の晃之助は、突然、沈み始めた猪牙舟から2人の男を助け出すが―。貧乏長屋で共に育った幼なじみ男女4人のほろ苦い人生模様を描く「隅田川」など短編8編を収録。市井に生きる人々の哀歓を綴った傑作時代小説。

【著者紹介】
北原亞以子 : 1938年東京生まれ。69年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞を受賞しデビュー。89年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、93年『恋忘れ草』で直木賞、97年『江戸風狂伝』で女流文学賞、2005年『夜の明けるまで』で吉川英治文学賞を受賞。13年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オールド・ボリシェビク

    このシリーズ、読破するのは3冊目になる。元同心の隠居、その養子、岡っ引きを中心に話が進む短編連作。それぞれに描かれる人物像は市井に懸命に生きる男と女である。ちょいとした行き違いが仇となって、時には自棄になり、心に修羅を抱きそうになる男と女を、仏の異名を持つ元同心は優しく見守る。とはいえ、この作者、すべてを描き切らない。省略法というか、機微をさらっと描くので、よく読まないと結末がはっきりわからない。そんなぼかし絵のような技法がうまいと思った。

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