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にほんのうた 戦後歌謡曲史 平凡社ライブラリー 増補

北中正和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582764864
ISBN 10 : 458276486X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2003
Japan

Content Description

洋楽の影響を受けながら変わり続けてきた歌謡曲の本質はどこにあるのか。「リンゴの唄」に始まり、ひばりを生み、ふるさとと歌謡、GS、さらには沖縄ポップスやラップを経て変容を続ける戦後歌謡曲の流れを追う。

【著者紹介】
北中正和 : 1946年、奈良県生まれ。雑誌『ミュージック・マガジン』編集部を経て、音楽評論家に。ポピュラー音楽全般について旺盛な評論活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1959のコールマン

    ☆10。みの氏が「邦楽を通史で論じるという試みはほとんど行われていないのです」と著書で書いていたが、その数少ない、しかしとても優れた邦楽通史がこれ。残念ながら期間が戦後から2003年までだが、さすが北中正和氏。その深い音楽知識を縦横無尽に書き尽くした内容。普通は歌謡曲かロック/ポップスかのどちらかに重心がかけられたり、無視されたりするが、そこは北中氏。それぞれのジャンルの音楽の影響、関連、架橋状況とか、偏見無くバランス良く書かれている。よくぞここまで調べてくれたものだと感謝。細川周平氏絶賛の名著。

  • しゅん

    敗戦直後のジャズ(再)流入からヒップホップまで。歌謡曲とロック・ポップスを分けずに「にほんのうた」として捉えることによって、今までの枠組みにとらわれない流行歌の特徴をあぶり出している。新しいものがポピュラーに吸収されヒットし、やがて廃れていく。歌謡曲もGSも演歌もフォークもニューミュージックもバンドブームも全て同じ道を辿っていることがわかる。特筆すべきはその情報量で、レコード会社のお抱えバンドのメンバー全員を列挙するところなんか特に圧巻。ものすごい情報量で書かれていることがわかる。

  • unterwelt

    2003年刊。終戦直後から90年代後半までのJポップを含めた日本の歌謡曲史を追った一冊。通して読むと日本の歌謡曲が海外の音楽に影響を受け吸収してきた事が分かります。

  • いちはじめ

    戦後歌謡曲の音楽的変遷について書いた本。その種の本はいくつか読んでいるが、これが一番すっきりしているように思う。

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