化学兵器careみらい基金

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ぼくは毒ガスの村で生まれた。 あなたが戦争の落とし物に出あったら

化学兵器careみらい基金

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772603850
ISBN 10 : 4772603859
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争中、日本で作られた毒ガスは実戦で使われ、中国の人々を傷つけた。そして、中国に置き去りにされ、今なお人々を苦しめている…。平和な世界をつくるため、知っておくべき真実、解決すべき課題を伝える。

【著者紹介】
吉見義明 : 中央大学商学部教授。日本近現代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ★YUKA★

    戦争関連の本を読んでいるときは、いつも(日本が)被害者側の立場で読んでいましたが、この本を読んで加害者である事実も忘れてはいけないと再認識しました。

  • かおりんご

    児童書というより中学生以上に向けて書かれた本。かつて、太平洋戦争中に日本軍が生産した化学兵器が、きちんと処理されず廃棄され、それが現代の中国の方を苦しめていると言う話。その補償をしていかなければならないと書かれていました。これを読みながら思ったのは、日本軍だけじゃないんだよなーってこと。日本の過ちは認めて償っていかなければいけないけれど、実はアメリカ軍も大量の化学兵器を沖縄の海に廃棄していたのです。マスタードガスやサリンなどが、沖縄の海には眠っているそうです。まだ戦争は終わっていないのですね。

  • 更紗蝦

    戦争中に日本軍によって作られた毒ガス兵器(イペリットやルイサイトなど)の被害について分かりやすく解説した本です。実戦での使用で被害者が出たのはもちろんのこと、大久野島の毒ガス工場で毒ガスの製造に携わり健康被害が出た例、終戦時に土中に遺棄された毒ガス兵器が道路工事や建設工事の際に掘り起こされて被害が出た例、土中の毒ガス兵器から有毒成分が染み出して井戸水が汚染され被害が出た例などが載っています。戦争が終わった後に、戦争に全く関わっていない世代が被害を被っている構図は、地雷問題と共通しています。

  • ののまる

    現在でも廃棄が進んでいないそうです、、、

  • くろす

    最近ではあまり観なくなりましたが、少し前まではニュース番組などで中国を批判するようなものが多数見られました。僕は、あ、ちゅうごくってこんなにいやでわるいくになんだ、と見たままをそのまま受け取って納得していました。別にそれが悪かったことだったとは思っていません。この本は、旧日本軍が戦争のルールを破り、密造していた毒ガスを発覚をおそれて中国(主に満州国)に投棄したことにより、未だに苦しんでいる人々をつづったノンフィクションです。正直、自分は日本は核を落とされた、謂わば戦争の被害者。という簡単な考えをしていまし

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