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ポーランドの前衛美術 生き延びるための「応用ファンタジー」

加須屋明子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422700793
ISBN 10 : 4422700790
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第二次世界大戦後から今日までのポーランド美術を紹介。現代社会、現代美術にとっての意義を論じる。

目次 : 第1章 戦後〜60年代を中心に 戦前から戦後、ポーランド美術の果たした役割―全体主義と民主主義の狭間で(冷戦下でのポーランドの文化的アイデンティティの構築―ヴルブレフスキ、ヤレマ、カントル/ 戦前と戦後をつなぐモダニズムと前衛―スツシェミンスキとその後継者たち ほか)/ 第2章 1970〜80年代を中心に ポーランドのネオ前衛(冷戦期におけるポーランドのネオ前衛―ロバコフスキ、クフィエクリク、コズウォフスキ、鴨治、ベレシ、カントル、リベラ/ ヴォディチコの初期の活動とその意義)/ 第3章 1990年代 転換期の作法―中東欧の現代美術(展覧会成立の背景/ 出品作品 ほか)/ 第4章 1980年代後半〜現代 21世紀における芸術の役割について―象徴と記憶:バウカ(戦後のポーランド情勢、東欧革命以後/ 映像作品を中心に ほか)/ 第5章 2000年代〜現代 現代美術におけるポーランド、応用ファンタジーとしてのポーランド美術(映像と時間―レイマン/ 日常からの「覆し」―アルトハメル、サスナル ほか)

【著者紹介】
加須屋明子 : 京都市立芸術大学美術学部准教授。1963年兵庫県生まれ。京都大学大学院哲学研究科博士後期課程美学美術史学専攻修了。ヤギェウォ大学哲学研究所美学研究室留学(クラクフ、ポーランド)。1991年から2008年まで国立国際美術館学芸課勤務。専門は近・現代美術、美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 保山ひャン

    戦後から、カトヴィツェの前衛、70〜80年代のネオ前衛(ヴォディチコなど)、90年代「転換期の作法」展、ミロスワフ・バウカ、2000年代ドミニク・レイマン、アルトハメル、サスナル、ジミェフスキなどを展望する。タイトルにある「応用ファンタジー」は、検閲や物不足などの厳しい状況を逆手にとった工夫と想像力を指している。ポーランドというと、タデウシュ・カントル(今年は生誕百年!)かハンス・ベルメールあたりが有名だが、それ以後の流れも既に押し寄せてきていることを認識した。

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