Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• ジョンノレン

  読了日：2025/09/30

  初版’16年で数値はそのままで数年前に文庫化の由。流石加谷本、小気味良く纏まっていてストンと落ちてくる。なんだかんだ言って太平洋戦争は一体なんだったと思うくらい無謀の度を越しているが、現在の日本の議論の浅さや大きいところからの検討ではなくほんのちょっとした制約要件で簡単に方向が変わってしまう状況は全く変わっていないなと不安に思うばかり。原発にとてつもない資金をあてがう（内実は電力会社を通じて政権党や特定自治体等にばら撒かれる）一方、海洋風力に出す金を惜しみ有力企業群の撤退を招いてそのまんま。

• あんさん

  読了日：2024/04/22

  戦争と、経済・財政・地政学・テクノロジーを論じる本。世界を俯瞰して経済力を伸ばしていく大切さを学んだ。それにしても第二次世界大戦中に日本政府が株を買い支えていたとは知らなかった。これは現代日本も同じ？「当時の日本政府の財政は、日銀の国債直接引き受けによって賄われていましたから、政府は事実上、無限大に資金を用意することができます」「こうした行為は、日本円の減価という形でいつかは帳尻を合わせなければなりません。戦争中に顕在化しなかったこれらの影響は、戦後の準ハイパーインフレという形で爆発した訳です」

• Janjelijohn

  読了日：2022/10/01

  戦争には資金が必要。資金がない国は負ける、だから太平洋戦争で日本は負けた。経済面で戦争を観ると今まで見えてこなかった事実がわかります。ロシアが仕掛けた戦争も無謀だということがわかります。興味深い内容でした。

• 北原 悠

  読了日：2023/08/26

  パートナーシップとは、相手に媚びて同じように振る舞うということではなく、相手に対して自らの立場と利害を明確に伝え、相手と交渉することで培われます。

• 文麿

  読了日：2023/04/18

  地政学等の基礎知識を得られた。また、満州での利権をアメリカやイギリスと分け合っていれば敗戦は防げたかもしれなかった、と知った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します