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両利きの組織をつくる 大企業病を打破する攻めと守りの経営

加藤雅則

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862762863
ISBN 10 : 4862762867
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

5年間で劇的な変貌を遂げたAGC(旧旭硝子)の事例を軸に、「両利きの経営」を提唱した世界的な経営学者と日本企業の組織力学を熟知した変革支援者が語る、組織進化の理論と実践。

目次 : 第1章 いま必要な組織経営論/ 第2章 AGC、変革への挑戦―戦略と組織を一体として変える/ 第3章 両利きの経営―成熟企業の生き残り戦略/ 第4章 組織はどのようにして変わるのか―アラインメントの再構築/ 第5章 組織開発の本質―トップダウンとボトムアップの相互作用を作り出す/ 第6章 脱皮できない蛇は死ぬ―日本企業のための組織進化論

【著者紹介】
加藤雅則 : アクション・デザイン代表。エグゼクティブ・コーチ、組織開発コンサルタント、日本興業銀行、環境教育NPO、事業投資育成会社などを経て、現職。2000年、日本にコーアクティブ・コーチングを紹介し普及させた一人。以来、大手上場企業を中心とした人材開発・組織開発に従事する。経営陣に対するエグゼクティブ・コーチングを起点とした対話型組織開発を得意とする。日本におけるオライリー教授の共同研究者。慶應義塾大学経済学部卒業、カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。主な著書に『「自分ごと」だと人は育つ』(日本経済新聞出版社、2014、日本HRアワード最優秀賞受賞)など

チャールズ・A・オライリー : スタンフォード大学経営大学院教授(The Frank E.Buck Professor of Management)。米国を代表する組織経営学者であり、「両利きの経営」の提唱者。カリフォルニア大学バークレー校で経営学修士(MBA)、組織行動論の博士号を取得。同校教授、ハーバード・ビジネススクールやコロンビア・ビジネススクールの客員教授を経て現職。専門はリーダーシップ、組織と企業カルチャー、人材・人事マネジメント、イノベーションなど。学術論文では数多くの受賞を重ねており、全米アカデミー・オブ・マネジメントからは生涯功労賞が授与されている。両利きの経営のためのコンサルティング会社ChangeLogic社(在ボストン)の共同創業者兼会長

ウリケ・シェーデ : カリフォルニア大学サンディエゴ校グローバル政策・戦略大学院教授。日本を対象とした企業戦略、組織論、金融市場、企業再編、起業論等を研究領域に、ハーバード・ビジネススクール、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校ビジネススクール、一橋大学経済研究所、日本銀行、経済産業省、財務省、政策投資銀行等で研究員・客員教授を歴任。9年以上の日本在住経験を持つ。日本の経営、ビジネス、科学技術を社会政策と経営戦略面から研究し、サンディエゴと日本を繋ぐ研究所Japan Forum for Innovation and Technology(JFIT)のディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けんとまん1007

    両利き。確かに、今の時代、既存の事業を維持しながら、新しい事業を展開する。当たり前にあることでもあるが、なかなかできるものではない。AGCが取り上げられていて、先日のNHKスペシャルの中でも取り上げられていた。VUCAの時代に生き残るための戦略でもある。コングルエンスモデルは、理解したいと思う。今の自分のポジションでは必要な思考だ。

  • Book & Travel

    最近よく目にする両利きの経営。既存事業を深掘りしつつ新規事業を探索することは、自分の所属部門でも永遠の課題だ。本書はその実現のための組織変革について、AGCの実例を中心にまとめている。組織論は分かりやすく実践的で、AGCとはある部分似たような業界ということもあり、参考になる所が多かった。深化と探索は分離した組織が必要だが、二つの組織のバランスと経営者の判断力が重要。また変革はトップダウンと、ミドル・若手のボトムアップがミートする所で起こるというのが肝。ただ実現には双方の自覚と仕掛けが必須のようだ。

  • ふぇるけん

    組織論をいろいろと勉強している中で、なかなか言語化できてないなと思った部分があったのだけど、この本の中の記述がすごくしっくりきました。両利きの経営の理論とAGCのケーススタディの実例もあって、とてもわかりやすかったです。アラインメントの構造についてはいろんなところで使えそうだなと思いました。

  • ぶう

    脱皮できない蛇は死ぬ。 組織進化には、経営トップの役割が極めて重要だ。トップには企業の存在目的を新たに掲げ直し、戦略的に事業ポートフォリオを組み替え、組織変革を実行していく役割がある。しかし、経営トップだけで、組織進化は始まらない。トップの意志に反応するミドル・若手の存在が不可欠だ。リーダーシップが成立するには、それを支えるフォロワーシップが必要だからだ。 トップダウンとボトムアップがミートするところで、初めて実務レベルでの変革が進み、組織は進化していく。意志表示と価値判断こそが経営者の役割と責任なのだ。

  • Ryo

    世の中で「今の組織ではダメだ、もっと自由に、もっとフラットに働けるようにならないと!」という声がよく上がるが、そう言った声のほとんどが「働きかた」ばかりに目がいき、事業的側面を全く無視しているというのは、耳の痛い話だ。求める組織の形を実現しつつ、一体どうしたら事業スケールにつなげていくのかという方法論がここには書かれている。簡単に読める本なので、何度か読み返して理解を深めていきたいと思う。

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