Product Details
ISBN 10 : 4847073282
Content Description
暑い寒いを感じにくい、ケガが多い、光がまぶしい、服が痛い―その違和感には理由がある!―“感覚の困りごと”をストーリーで追体験!現役高校生の実体験が原案。
目次 : 1章 カビンくんとドンマちゃん(僕は、制服が痛い。まるでサンドペーパーでできたブレザーだ。/ 僕は、給食が食べられない。これは「好き、嫌い」「おいしい、まずい」の話じゃない。僕の全細胞が拒否をする。/ 寒いってどんな感じ?おなかが空いたって、どんな感じ?みんなは知らない。「感覚鈍麻」の話 ほか)/ 2章 感覚の世界×困りごと(世界は刺激にあふれている。音は痛くて、光は目に刺さる。中でも歯科医院は、刺激のフルコンボだ。/ 痛いものを身につけるより、寒い方がはるかにマシ。凍えるような寒さの中で、コートが不快な僕に「そもそも寒くない」とドンマちゃんは笑ってくれた。/ 「我慢強いね、なんて褒めてもらうけど、本当は、痛いって感覚がよくわからないだけなんだよね」 ほか)/ 3章 「人と同じでいたい自分」と「人と違っていい自分」(みんなの楽しいことに、水を差してしまう。みんなの顔を曇らせる。僕の存在が、みんなの迷惑になっている。そんな自己嫌悪の沼にハマってしまう日がある。/ 私服で登校。教科書はタブレットに。「みんな違って、みんないい」とは言うけれど、みんなの本音はどうなんだろう?/ 「できないより、できる方がいい」僕自身が一番、ずっとそう思っていた。「できても、できなくてもいい」そんなふうに自分の定義をゆるめたら、世界が少し変わって見えた。)/ 巻末Q&A 感覚の世界の困りごと、どうしたらいい?加藤所長、教えて!
【著者紹介】
加藤路瑛 : 2006年2月生まれ。高校3年生。12歳の時に起業し、株式会社クリスタルロードの取締役社長に就任。代表権を取れない年齢のため、親が代表取締役、子どもが取締役社長になる起業スタイルを「親子起業」と名付け、子どもの起業や親子起業の面白さを伝えている。「今」をあきらめない社会を作ることをビジョンに掲げ事業を展開、メディア出演や講演活動も行っている。現在は自分の困りごとである「感覚過敏」の課題解決に向き合い、感覚過敏研究所を立ち上げ、感覚過敏がある人たちが暮らしやすい社会を作ることを目指し、商品・サービスの開発・販売・感覚過敏の研究に力を注いでいる
黒川駿哉 : 1987年生まれ。児童精神科医・医学博士。英国にてADOS2(自閉症スペクトラム観察検査)、ADI‐R(自閉症診断面接)の研究用資格を取得し、児童・発達障害領域の腸内細菌、遠隔診療など多数の国内外の研究に携わっている。子どもの主体性を引き出す様々な団体の活動支援に力を注ぐ
中村至宏 : イラストレーター。主に書籍の装画や挿絵、広告、CDジャケット、MV用イラスト等を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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タルシル📖ヨムノスキー
読了日:2024/11/02
ぽんてゃ
読了日:2023/11/06
ユウティ
読了日:2024/05/27
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読了日:2023/11/24
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読了日:2024/05/03
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