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人類と感染症の歴史 未知なる恐怖を超えて

加藤茂孝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621086353
ISBN 10 : 4621086359
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan

Content Description

なぜ、感染症は絶えないのか?なぜ新たな感染症が出現してくるのか?人類はどのように感染症と戦って生き延びてきたのか?科学はこの見えないものへの怯えをいかに減らしてきたか?そして、我々は、どこへ行くのか?―。

目次 : 第1章 「人は得体の知れないものに怯える」/ 第2章 「天然痘の根絶 人類初の勝利」―ラムセス5世からアリ・マオ・マーランまで/ 第3章 「ペスト」―中世ヨーロッパを揺るがせた大災禍/ 第4章 「ポリオ」―ルーズベルトはポリオではなかった?/ 第5章 「結核」―化石人骨から国民病、そして未だに/ 第6章 「麻疹」―天然痘と並ぶ2大感染症だった/ 第7章 「風疹」―母子感染による難聴の野球選手/ 第8章 「インフルエンザ」―人類に最後まで残る厄介な感染症/ 第9章 「ウエストナイルウイルス」―アレクサンダー大王の死因?/ 第10章 「ネットワークで感染症に備える」―今日りんごの木を植えよう

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おせきはん

    人々の交流の地域的な拡大とともに広がり、時には有力者も犠牲になり、歴史を変えるきっかけにもなった感染症の影響の大きさと、それらと戦ってきた人類の歴史を網羅しています。医学的な側面だけでなく、社会への影響にも触れています。医学に詳しくない私にも興味深い内容でした。予防の大切さも理解できました。

  • ののまる

    結核、ペスト、天然痘から現代のSARS、新型インフルエンザまで網羅。専門外の一般読者にもとても分かり易い。病気の発見や克服の歴史だけでなく、社会に与えたその影響や人間の心理面までに渡り、底流には著者の信念や人類が生きるためにしてきた努力への信頼、或いは憤りが強く込められていて(時々「!」で強調されてますが 笑)、専門的解説書(入門書かな?)なのに所々涙ぐんでしまったのです。最終章の提言は感染症対策第一線でやってきた著者の渾身の力、入ってます!素晴らしい仕事だなぁ。

  • きゃれら

    新型コロナウイルスが日本でも流行り始めた初期、大型書店の専門書コーナーで見つけ手に取って買った本。専門的かつほとんどエンタメ要素はないのに一気に読めた。読めば、人類の歴史がいかにwith感染症だったのかが納得できる。人類がゼロに追い込めた感染症はいまだ天然痘だけという事実も認識できる。ワクチンをめぐっても慌てて大失敗の歴史も書いてある。スペイン風邪も細菌由来(もちろん本当はウイルス)だと間違えてワクチンを開発し接種した過去がある。ここに挙げられている感染症に比べ、新型コロナの大したことなさは、半端ない。

  • funuu

    感染症は昔もあり企業経営に影響を与えてきた。本書は感染症よりも経営における資本家と経営者と従業員の関係の話が多い。企業はやはり利潤が上がるのが必要。そこから従業員の福利厚生も進む。企業が成長過程にある時期に在籍した株主経営者従業員は幸福。高度成長期は日本経済は永遠に成長するみたいな勘違いが日本にはあった。やはり人口増加策をとる必要があった。今2億の人口があれば問題も最小化されたろう。

  • まあやん

    人類は過去も現在も未来も感染症と付き合っていかなくてはいけないんだな。 難しいところは飛ばし読みしちゃったけど、科学によって不安は軽減できるが、なくなることはないよな。過去の偉大な研究者に感謝しつつ未来に向かってりんごの木を植えるのは専門家、そして世の中作ってるみんながそれぞれにかな。面白かったし、読んで感染症について少しはわかったかな。

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