Books

「戦争論」クラウゼヴィッツ語録 日経ビジネス人文庫

加藤秀治郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296114245
ISBN 10 : 4296114247
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

クラウゼヴィッツの『戦争論』は、「戦争についての最高の古典というだけでなく、唯一の古典」と評される名著ですが、内容が複雑なうえに既存の翻訳書も難解で、「有名だが読まれざる古典」の代表格となっていました。本書は、『戦争論』からエッセンスを抽出し、平易な訳文で収録した戦争の本質に迫る名言集。原著の構成にとらわれず、クラウゼヴィッツが伝えたかったテーマ毎に配列しました。

目次 : 戦争とは何か/ 絶対戦争と現実の戦争/ 戦争と政治/ 戦争の本質/ 戦争理論の意義と限界/ 戦史検証の意義/ 指導者の条件/ 指導者の精神力/ 勝敗を分かつもの/ 戦場の情報・摩擦・賭け/ 国民戦争の出現/ 敵の《重心》への攻撃/ 戦略と戦術/ 攻撃と防御/ 軍事行動の中断/ 戦争と時間/ 戦争と同盟

【著者紹介】
加藤秀治郎 : 1949年生まれ。慶大法卒、同大学院(法学博士)をへて、京都産業大学専任講師、助教授、教授、東洋大学教授を歴任。現在、東洋大学名誉教授(専攻 政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 1.3manen

    戦争とは、異なる手段をもって継続される政治に他ならない(37頁)は有名な件。1780年生まれの軍人のクラウゼヴィッツ。1831年執筆中、コレラで51歳にて急逝。マリー夫人の手で完成したという(84頁)。戦争の本質は敵の襲撃に対する抵抗にあり、襲撃に備えるのは当然(99頁)。防御は攻撃より利益が大きく、それが軍事行動の停止を生む(248頁)。戦争は、ウクライナ、スーダンなどで行われているが、日本国憲法の平和主義が日本学術会議の問題で顕在化している。国民は、近い将来の衆院選で投票行動により生活防衛を果たすか?

  • 鬼山とんぼ

    この本は非常によく纏まっており、難解な原著のエッセンスを簡明に伝えていると感じた。形式は塩野七海の名著『マキアヴェッリ語録』に倣い、多くの版や訳に当たって正確性にこれでもかというほど配慮してある。攻撃側の敵国への進撃に伴う消耗、兵站線の重要性、防御側の優位な部分など、多数の実戦を踏まないと見えてこない真実が説得力を持って語られる。戦場は、不確実な情報と予測困難な展開に満ちているが、その中で勝利に導くのは、結局のところ洞察力に優れ、優秀で果敢な指揮官のリーダーシップに拠るところが大きいと感じた。

  • yc

    門外漢でも金科玉条になれる名言ばかり ・小知識は小人物を作る・追撃は現場が嫌がるが、それを抑えてでもやったほうがいい・流血を厭う者は厭わない者に必ず圧倒される・敵を中途半端に放置すると、逆転を許しかねない・流血なしに勝利した司令官はまずいない・名将は教養ある国民の中から生まれる・組織では各レベルに天才が必要・軍人の勇敢さとは個を捨て軍の規律に従うこと・戦争ほど大胆さが認知される場所はない・精神的要素は戦争学では欠かせない・会戦は体力が低下した状態で始まる・戦況の大部分は虚報・誰でも悪いことを信じたがる

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/5e37f220-a75e-4805-a630-c9bf4b737ec4

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items