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暮しの思想

加藤秀俊

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122054486
ISBN 10 : 4122054486
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2011
Japan

Customer Reviews

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『暮しの思想』 この本を良いなぁと最初に...

投稿日:2021/07/03 (土)

『暮しの思想』 この本を良いなぁと最初に感じたところは、『哲学』という言葉を『かんがえかた』という言葉にして語っているところで、さらには、『かんがえかた』以上それは『思想』と名づけていいだろうと続けているところに感心した。この本全体に通じている魅力は、生活している中で出会う見なれたものが思想的探検の出発点となっているところだ。経験にうらづけられた事実の提示。徹底的な文献的事実のあさり。人間をとらえようとする独創的な思想の提示。自由で幅広い行動力からのユニークな研究成果。だれも真似ることはできない卓抜な発想を展開している。「本を読むことで、人間は解放作用をうけることができる。」と書かれているこの本もまた、作用したり、機能したり、知的好奇心を働かせてくれる内容である。当時の空気感、博学と発想の妙に溢れている一冊。

seigo-hk さん | 長崎県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くまこ

    「火の利用と馴化の歴史を解説してる章で、かまどからコンロ、囲炉裏から火鉢など、火のポータブル化の例を挙げてるところが面白かったの。日本製のバーベキュー用ヒバチが、いわゆるポータブルコンロとして、アメリカでも人気だったという話は知らなかったわ」「ポータブル化という概念は、携帯端末機が構築する情報ネットワーク社会にも当てはめられるよね。読書メーターの情報やイメージの共有と繋げてみるのも面白いね」

  • 笛吹岬

    失礼ながら「懐かしい」名前に惹かれて手にした。いまの識者なら、ことさら挑戦的、挑発的な評論になってしまうだろう。70年代に活躍したインテリの文章力は学びたい。

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