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絵本子どもたちの日本史 1

加藤理

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272408511
ISBN 10 : 4272408518
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもたちは何を食べ、どこに住み、どんな遊びや勉強、働きをしていたのか。子どもの目線で歴史を辿る、今までにない通史。本巻は、平安時代の12歳の少女の目を通して、貴族から武士の時代への変化を見る。

【著者紹介】
加藤理 : 1961年生まれ。東京成徳大学子ども学部教授。日本子ども社会学会理事、BPO(放送倫理・番組向上機構)青少年委員会委員。日本児童文学学会二十五周年記念論文賞(1988年)、日本児童文学学会学会賞奨励賞(1997年)受賞

野上暁 : 1943年生まれ。評論家、作家。白百合女子大児童文化学科講師、東京成徳大学子ども学部講師。児童文学学会会員、日本ペンクラブ理事、「子どもの本」委員長

石井勉 : 1962年生まれ。画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • itokake

    平安時代の12歳の少女を通し、当時の生活が語られる。子供時代は短い。生まれて間もなく産剃り(うぶそり)で髪を剃る。成長に合わせた各種の儀礼は、死亡率が高かった当時の切実な祈りだろう。6歳頃に振り分け髪、12歳頃にはもう成人の儀式。疫病や飢餓も定期的に人々を襲い、親は自分が生きるために子を捨てることもあった。「身にまさる物なかりけり緑児は やらんかたなくかなしけれども(赤ちゃんは何より可愛いが、捨てるのはどうしようもなく悲しい)」これは捨子のおくるみに記されていた歌だという。

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