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16人16曲でわかる オペラの歴史 平凡社新書

加藤浩子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582860160
ISBN 10 : 4582860168
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニ…。名高い音楽家の多くは、今も頻繁に上演される「新しい時代」を切り開いた有名オペラを作曲してきた。年月を経て生き残ってきた人気の秘密とは何か。作品を知るには欠かせない作者の人生や作曲家が生きた時代背景までをも網羅した画期的な一冊。“椿姫”“カルメン”“フィガロの結婚”はなぜ傑作か?作曲家16人の代表作でオペラ史の流れがまるごとつかめる!

目次 : オペラ誕生―ルネッサンスからバロックへ、フィレンツェからヴェネツィアへ、宮廷芸術から商業娯楽へ/ モンテヴェルディ“ポッペアの戴冠”/ ヘンデル“エジプトのジューリオ・チェーザレ”/ モーツァルト“フィガロの結婚”/ ロッシーニ“セヴィリアの理髪師”/ ドニゼッティ“ランメルモールのルチア”/ ベッリーニ“ノルマ”/ ヴェルディ“椿姫(ラ・トラヴィアータ)”/ ウェーバー“魔弾の射手”/ ワーグナー“ワルキューレ”/ ヨハン・シュトラウス二世“こうもり”/ グノー“ファウスト”/ ビゼー“カルメン”/ プッチーニ“蝶々夫人”/ チャイコフスキー“エフゲニー・オネーギン”/ リヒャルト・シュトラウス“ばらの騎士”/ ベルク“ヴォツェック”/ 團伊玖磨“夕鶴”/ オペラのその後

【著者紹介】
加藤浩子 : 東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院修了(音楽史専攻)。大学院在学中、オーストリア政府給費留学生としてインスブルック大学に留学。大学講師、音楽物書き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 武井 康則

    時代に影響され、その国の歴史とも関係深いオペラを時代順に16人の代表作で紹介している。クラシックとは少し人物がずれるが、その辺りも面白い。クラシック以上に遠いオペラが少し身近に感じられる。

  • ろべると

    代表的なオペラ作曲家と作品を選んで、作曲された時代背景などを絡めて初心者向けに解説している。著者は同じ出版社からこうした本を多数出している。手法が何かに似ていると思ったら、中野京子氏の「怖い絵」シリーズなどの一連の絵画紹介本だった。名画の方がずっと愛好者が多いのでオペラは不利だが、関心を持つ人が少なからずいるので続刊が出るのだろう。オペラの方が全然とっつきにくいが、著者も最後の方で触れているように、過去の作品が現代を背景にした新たな演奏や演出により再生し、新たな歴史を作るところが絵画とは違うところか。

  • どら猫さとっち

    オペラの歴史を作曲家と代表作を取り上げて、オペラは観客や時代によってどのように受容し、熱狂していったかを細やかな解説で読み解く一冊。フィガロの結婚、セビリアの理髪師、椿姫、ワルキューレ、蝶々夫人、ばらの騎士…。魅惑のオペラの世界が、歴史と時代の背景と、作曲家の人生でより奥深く楽しめるガイドブック。オペラの魅力に、どんどんハマること、間違いない。

  • takakomama

    16章16人16曲のオペラと補章「夕鶴」の解説。各国各時代のオペラの歴史や特徴もわかります。私が初めて劇場で観たオペラは「カルメン」 ひと目会っただけで恋に落ちて、自殺や殺人、発狂など、オペラは極端な話が多いと思っていました。「フランス革命以前のオペラは基本的にハッピーエンド。人が死なないオペラの方がずっと数が多い」というのは意外でした。2023年のMETのライブビューイングの「ばらの騎士」を観に行きたいです。

  • sutekibito

    およそ400年のオペラの歴史の概観が、解りやすく解説。「オペラは時代の鏡」ということに納得。

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