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数の進化論 文春新書

加藤文元

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166614868
ISBN 10 : 416661486X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「なんでそうなるの??」ド文系、数学者に挑む。

目次 : はじめに 加藤文元vs.ド文系の編集者/ 第1章 数学の始まりは「割り算」/ 第2章 ゼロは「・」だった/ 第3章 無理数の発見/ 第4章 負の数を受け入れる/ 第5章 気まぐれな素数/ 第6章 無限って必要ですか?/ 第7章 abc予想という頂/ 第8章 新しい数学は生まれるか

【著者紹介】
加藤文元 : 1968年、宮城県生まれ。ZEN大学教授、東京工業大学(現・東京科学大学)名誉教授、株式会社SCIENTA・NOVA代表取締役、ZEN数学センター(ZMC)所長、NPO法人数理の翼顧問。97年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授、東京工業大学教授などを経て現職。『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(KADOKAWA、のち角川ソフィア文庫)で第2回八重洲本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる

    「1を素数にしてもいいけど、おまえらそんな根性あんのか」には大爆笑! この一行が気に入りました。易しい数学の本というと、数学史「物語」か、実用を前に出すか、になりがちなところ、うまく数学の基本の基本からテコ入れしてくれる。他の本にないアプローチも多いので新鮮さがある。最後の2章ほどはかなり難しいけど、最前線レポートだと思って、再読のときには精読してみたい。数学は発見・発掘するものだと思っていたが、発明の側面もけっこうありそうだ。国や民族のちがいによる考え方のちがいが、数学のクセや色彩の差ということかも。

  • 広井啓

    文系編集者が数学の専門家に問い掛けるスタイル。編集者同様文系の自分には難解で、消化不良のまま終わった。abc予想などは精読するに至らず。可能無限と実無限の区別も判然とせず。唯一心に残ったのは、素数の項で'巨大な数の素因数分解を数分程度で出来る技術が誕生すれば、情報セキュリティが一気に崩れ、世界中の金融が大混乱に陥る'ということ。実現可能性がどの程度あるのか分からないが、これは大変だ。

  • えも

    ド文系の編集者と数学者の対話、という体の数学談義。様々な数学概念の歴史を辿り、読み物としては楽しい。もちろんabc予想とか難しいヤツは、ただ雰囲気を味わう程度です。

  • ta_chanko

    数学と言っても内実は多種多様。時代や場所によって、計算の方法や思考は異なる。日本人がお釣りが丁度よくなるように小銭を出せるのも特殊なこと。 無理数・虚数・素数・無限などについて噛み砕いて説明されているが、分かったような分からないような...

  • みつ

    「ド文系」の編集者(しばしば怒る)との対話で進む、数にまつわる数学の歴史を概観する一冊。古代文明における演算方法、「0」が登場する前の「ゼロ」の表し方、から始まり、無理数、負の数、素数、無限、さらにはabc予想まで筆は及ぶ。古代の演算は理解するのに結構骨が折れ、「−1×−1=1」の証明も理解できたかは疑問。素数は無限にあることの証明は知っていたつもりでいたが、前段階の素因数に関する手続きが難解。「実無限」と「可能無限」の違いも初めて知る。西洋数学が柔軟でいい加減であるがゆえに発展した(p89)とは・・・。

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