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はじめての圏論 ブンゲン先生の現代数学入門 ブルーバックス

加藤文元

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065413982
ISBN 10 : 4065413982
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

これって数学!? 矢印とコトバでできあがる“未来の数学”圏論とは――。まったく新しい「数の世界」へと誘う、待望の入門書!

21世紀の現代数学における最重要概念のひとつとされる「圏論」。驚くほど豊かな構造をもち、数学のみならず、数理科学一般や、さらに広い領域への強力な応用可能性をも秘める。その基本的なアイデアは、「モノとモノを矢印でつなぐ」という極めてシンプルなものだ。しかし、その抽象性ゆえに、初学者にとっては近寄りがたいイメージもある。本書は、「ブンゲン先生」として知られる人気の数学者が身近な例をベースにわかりやすく解説する、これまでにない圏論の入門書である。

【著者紹介】
加藤文元 : 1968年、宮城県生まれ。ZEN大学教授、ZEN数学センター(ZMC)所長、東京工業大学(現・東京科学大学)名誉教授、株式会社SCIENTA・NOVA代表取締役、NPO法人数理の翼顧問。1997年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。著書に『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(角川ソフィア文庫、第2回八重洲本大賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • LUNE MER

    数学関連本でありながら発売早々重版出来(一万部!)ってかなり異例の売れ行きだと思う。数学界隈ではここ数年、圏論ブームのようで、圏論をテーマにした書籍が立て続けに世に出ている印象。しかし、「●●賞受賞!」みたいな話題には直結もしないジャンルなのに何故??本書は「米田の補題」まで辿り着くのが一つの目標という感じ。「いま考えているのが対象なのか射なのかこんがらがってきた💦」というややこしさの中での頭の切り替えが要求される圏論ぽさ全開の展開がブルーバックスで味わえる時代になったんだなぁとしみじみ思う。

  • 愛楊

    少なくとも自分は理解できなかった。応用圏論から入ろうと思う。量子力学を良く記述するためには使えるらしいが、量子力学が専門ではない自分には嬉しさはなかった。自然言語処理におけるDisCoCatは下火であるし。

  • ハラペコ

    対象ではなく関係性(射)で捉える学問領域。点を表現するときは恒等射(id)を用いるという徹底ぷり。圏は恒等射の存在と、射の結合法則の成立というゆるい定義(p75)を置くことで適用範囲の広い概念だという。現実での応用例が少なく抽象度が高い内容だが、圏論は普段見ない言語でこの本はその基本語彙を教えてくれるという事だと思う。8章から特に抽象度が高いが、直積(p134)や自然変換(p222)立ち返れば理解できる。演習問題の解説はトートロジーのように見えるかもだが、そのような証明に慣れて欲しいということだと思う。

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