Product Details
ISBN 10 : 4909933956
Content Description
研究者が日常的に用いる統計的手法では、多くのソフトウェアを用いて行われることがほとんどであり、それらから言われるがままに数値を入力し、結果をそのまま転記するのが当たり前になっている。その反面、使用するソフトやアプリについて、「どのような原理に基づいているのか?」「その結果の解釈はこれでよいのか?」と、操作者が自ら疑問に思う機会は減っている。本著は、統計的手法のうち研究者により多く用いられる分散分析法に関して、その原理から出発し、「なぜそうなるのか」「なぜそうするのか」を読者が徹底的に考える契機を提供することを目的とし、数ある教科書の副読本として刊行したものである。
特に分散分析法に関する詳細な解読を行い、統計的手法のあるべき姿を、元実験科学者である著者がこれまでの経験を基に実践的に模索する。本著に触れた読者が、分散分析が示す魅力溢れる未知の世界へ一歩踏み出すことを期待する。
【著者紹介】
加藤恒雄 : 1951年愛知県名古屋市生まれ。1981年広島農業短期大学助手。その後、広島県立大学生物資源学部助教授を経て2018年3月まで近畿大学生物理工学部生物工学科教授。農学博士。専攻:植物育種学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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