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これだけは知っておきたい双極症 第3版 ココロの健康シリーズ

加藤忠史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798186917
ISBN 10 : 4798186910
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

はじめて双極症(旧双極性障害)を知った方に向けて、「症状」「原因」「治療」などをやさしく・丁寧に解説!

双極症の治療と研究の第一人者である、加藤忠史先生の温かい言葉とイラストに励まされて、元気になれる本です。

自分でできる「精神療法」や、主治医に聞きづらい疑問にズバリ答える「Q&A」も充実!
「診療ガイドライン」の改訂に合わせて内容を刷新しました!

▼病気がよくならない5つの理由
1.脳の病気やホルモンに問題がある場合
2.診断と治療がマッチしていない場合
3.お薬に問題がある場合
4.患者さんが病気を受け入れられていない場合
5.併発している病気がある場合

▼病気の克服には周囲の理解も必要!
 患者さんを支える6つのポイント
1.病気について正しい知識をもつ
2.ときどき一緒に受診するなどして、治療を継続できるようにサポートする
3.患者さん、家族、主治医で、治療チームをつくる
4.再発の予兆を患者さんと共有して、早めに受診するなど対策を講じる
5.うつ状態のときは、話をよく聴き、干渉しすぎず、温かく見守る
6.躁状態の行動は病気がさせていると思い、感情的に巻き込まれすぎないようにする

▼目次
・PART1 「躁」と「うつ」の両極端の状態をくり返す病気です
・PART2 本人は「うつ」がつらく、家族は「躁」がつらいのです
・PART3 最初から双極性障害と診断されないことが多いものです
・PART4 原因やきっかけはあるのでしょうか?
・PART5 薬と心理・社会的治療が治療の両輪です
・PART6 病気と上手に付き合うために、患者さん自身が心がけたいこと
・PART7 家族の方へ 周囲が心がけたいこと
・PART8 知っておきたい相談窓口・支援サービス

▼著者紹介
加藤 忠史
順天堂大学医学部精神医学講座 主任教授
医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医
国内外において双極症の研究を牽引している。非常勤等に科学技術振興機構創発的研究支援事業プログラムオフィサーほか



【著者紹介】
加藤忠史 : 順天堂大学医学部精神医学講座 主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • k sato

    双極症研究の権威・加藤忠史教授による渾身の改訂版。双極症と上手くつきあうコツが詰まった当事者必見の書。20年間の臨床データに基づき、双極症は遺伝病ではなく、「デノボ点変異」という遺伝子の突然変異が発症に関与することが分かってきた。双極症は脳病であり、気の持ちようや心がけで治るものではない。患者は病気を受け入れる覚悟が必要。徹夜は一晩でも躁転を引き起こすから厳禁。旅行で気分転換できるのは健康な人の場合だけ。「うつのときは、生き地獄」。断薬は9割再発する。結婚や出産を諦めたりして、自分の生き方を狭めなくてよい

  • Go Extreme

    脳の病気 躁状態とうつ状態の繰り返し 異常なハイテンション 万能感に満ちあふれる時期 幻聴や妄想の出現 心身のエネルギー消失 自殺リスクの上昇 双極症I型と双極症II型 社会生活の阻害 うつ病との誤診 診断と治療のミスマッチ 気分安定薬を中心とした薬物療法 対人関係・社会リズム療法 病気の受け入れが治療の第一歩 服薬中断が再発のきっかけ 生活リズムの乱れと睡眠不足の危険性 寛解期こそ薬の服用が重要 病気がさせる言動への理解 再発予兆の共有 治療チームとしての家族の役割

  • 二郎

    双極性障害のことが分かりやすく記載されていました。 抑うつ状態の時はあまり思考できないのでこのぐらいの情報量だとスッと入ってきてよかったです。

  • やっこ

    自分が双極性障害と診断されたため、「もっと知りたい〜」と合わせて購入しました。自分は2型で、扱う説明は1型のケースが多い印象です。周囲の人に向けた支援の仕方についての記載があり、同居人にも読んでもらえたら嬉しいと思いました。ただ、相当心の広い人じゃないと受け流すのは難しそうで、長引くと負担がかかりストレスを与えそうです。自分自身でも服薬や通院、生活の仕方を改善し、なるべく早く症状を緩和させ、寛解状態で落ち着いて過ごせるよう努めていきたいです。

  • ranpogyoku04

    24年10月初版刊行で、新しい知識もしっかり説明されていて分かりやすい解説本です 長く闘病している人も必ず読んで欲しい内容 (ST)

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