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ISBN 10 : 4818824399
Content Description
「家」とは何か。「家社会」とは何か。過去1000年の日本家族の歴史とその特質を、国際比較の視点を交えて描き出す。家族の変化を論じるためには、過去の家族について知らねばならない。
目次 : 家と共同性―家社会の歴史を鳥瞰する/ 第1部 家社会の成立史(戦国期畿内近国の百姓と家/ 中世・近世の宮座と家/ 関東における家の成立過程と村―地縁的・職業的身分共同体と家/ 近世後期における家の確立―東北農村と西南海村の事例)/ 第2部 近現代における家社会の展開(家・宮座・共同体―近代移行期における家墓の普及と座送り慣行/ 家・同族論からみた家族企業の全体像―三井の別家に注目して/ 明治民法「家」制度の構造と大正改正要綱の「世帯」概念―立法と司法における二つの「家」モデルと“共同性”/ 下北村落における家の共同性―オヤグマキとユブシオヤ・ムスコを中心として)/ 第3部 国際比較の視点から(婚出女性がつなぐ「家」―台湾漢民族社会における姉妹と娘の役割/ 「家(チプ)」からみた韓国の家族・親族・村落/ 近世インドの農村における農民と「家」―十八〜十九世紀のインド西部に注目して/ 十八〜二十世紀スウェーデンにおける世襲農場の成立過程)/ 家社会の成立・展開・比較
【著者紹介】
加藤彰彦 : 明治大学(比較社会学・家族人口学)
戸石七生 : 東京大学大学院(近世日本農業史)
林研三 : 札幌大学(法社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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