Books

靖国の軍馬

加藤康男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396115142
ISBN 10 : 4396115148
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦時、「天皇の分身」として銃の次に大切にされたのが軍馬であつた。先の大戦で戦地へ送られたその数、約一〇〇万頭。一銭五厘の赤紙一枚で集められる兵より、よほど金がかかるとされた。機械化が遅れた日本軍は物資輸送、情報伝達に軍馬を駆使し、馬たちも見事に期待に応えたのだ。軍馬はいかに集められ、いかに改良されたか。国民の愛馬精神はいかにして形作られていったか。そしてなぜ、祖国に帰れなかったのか。その謎の解明から明らかになったのは、馬と国家と国民が一体となった戦前日本の姿だった。近代史に新たな光を当てる、渾身のノンフィクション!

目次 : 第1章 靖國神社の軍馬慰霊像/ 第2章 国民の歌・国民映画と軍馬/ 第3章 天皇の馬/ 第4章 輜重輸卒が兵隊ならば、蝶々トンボも鳥のうち/ 第5章 テンノウサマの馬が泣いている/ 第6章 前線の軍馬はどう記録されたか/ 第7章 世界戦争史、最後の騎兵戦「老河口作戦」

【著者紹介】
加藤康男 : 1941年、東京生まれ。編集者、ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部中退の後、出版社勤務。雑誌・文芸書の編集に長く携わり、退職後は近現代史などの執筆活動に入る。『謎解き「張作霖爆殺事件」』(PHP新書)で、山本七平賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • めっかち

     軍馬の近代史を書いたのが本書。ただの美談でなく、日本軍の内包していた問題もよくわかる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items