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「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし

加藤圭木

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272211258
ISBN 10 : 4272211250
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大学生がまとめた日韓関係「超」入門書。

目次 : 第1章 わたしをとりまくモヤモヤ(日本って全然寛容で優しい親切な国じゃない?!/ 推しが「反日」かもしれない… ほか)/ 第2章 どうして日韓はもめているの?(韓国の芸能人はなんで「慰安婦」グッズをつけているの?/ なんで韓国は「軍艦島」の世界遺産登録に反対したの? ほか)/ 第3章 日韓関係から問い直すわたしたちの社会(なぜ韓国人は「令和投稿」に反応するの?/ 韓国のアイドルはなぜ兵役に行かなければならないの? ほか)/ 第4章 「事実はわかったけれど…」、その先のモヤモヤ(K‐POP好きを批判されたけど、どう考えたらいいの?/ ただのK‐POPファンが歴史を学びはじめたわけ ほか)

【著者紹介】
加藤圭木 : 1983年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科准教授(朝鮮近現代史・日朝関係史)。Fight for Justice日本軍「慰安婦」問題サイト常任委員。一般社団法人希望のたね基金理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Narr

    日韓の間に横たわる諸問題にモヤモヤを感じる大学生たちが、ゼミでの勉強を通してモヤモヤに向き合っていく本。朝倉さんによる「不十分な教育と説明不足な報道」との指摘に同意。彼女たちが困惑を抱えながら事実を整理していく流れは、指摘された陥穽を埋める準備をするのに十分だとも思います。つまり、一つ一つの問題に対しての入門に最適な一冊でもあります。上記指摘の土台となってしまっている日本の韓国への差別意識(植民地主義と女性蔑視)、戦時被害者を置いていく日韓両政府など、複雑さをそのまま記述してくれており勉強になりました。

  • Reading

    私は政治の分野だけで分断されていることだと思っていましたが、どうやらエンタメなどの文化面でも日韓の対立があるようですが日本人が韓国を旅行するだけで攻撃されたりといったことはあまりないと考えて良いと思います。 日韓双方の隔たりは歴史教育についての違いにより認識が異なるということがあるのだと思います。 この歴史認識の問題は日韓共に政治思想やイデオロギーの問題として認識されている部分が強くあるのではないのかと感じさせられます。 この本は主に韓国の視点に寄り添って話が展開されていることが特徴です。

  • はる

    今更ながらに、1965年日韓請求権協定…財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定…を巡る双方の解釈、考え方の違いがあったのですね。方や協定は国家間の問題を解決した。であるから日本の10億円だったか、調べると…3億ドル、有償は2億ドルの無償の経済協力。無償分だけでも当時の韓国の国家予算程とか…でもこれ賠償なのかな?現在のモヤモヤはBTS兵役問題。笑い事ではないが、国家最大事案が世論の意見を無視できない。これってもしかして民主主義それとも歴史的な国家性格?

  • かたぴぃ

    なんか、ツラい。読んでも、「モヤモヤ」晴れるというよりも、もっとモヤモヤする。この年になっても、知らないことやわからないことだらけ。「戦争」の傷の深さ、「人権」問題の難しさ、実感させられる。で、それを踏まえたうえで田舎のおばさんの私に、何ができるのか?ただただBTSの音楽に惹かれただけで、「韓国」を知りたくなって手に取った本だけど、わかりやすく、でも、深かった。仲良くなるには、お互いの「歴史」をもっと公平な目線で勉強しなくちゃね、と感じました。

  • 若さゆえののめり込みがうかがえた。もう少し肩の力を抜いていいのではと思う。加害の歴史を自国民が知らないのは問題だけど、熱量を持って加害の歴史を知ることと、差別をなくしたい/差別はあるべきではないと思い行動に移すのは必ずしもイコールではないと思うので、丁寧な議論と整理が必要では。ゼミの議論であれば全く問題とは思わない(ある意味閉じた場なので)けれど、それを書籍にして公にすることで、主張や議論の性質が変わってしまったように思う。うまく言えないけど。ただ、差別は仕方ないとは全く思わないし差別はなくすべき。

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