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大きな字で書くこと / 僕の一〇〇〇と一つの夜 岩波現代文庫

加藤典洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006023508
ISBN 10 : 4006023502
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan

Content Description

自分自身のこと、父のこと、友人たちのこと、かつて関わった学生運動のこと、忘れられない記憶のこと…批評家・加藤典洋が自らを回顧する連載を中心に、発病後も書き続け、遺された最後のことばたち。没後に私家版として刊行された詩集「僕の一〇〇〇と一つの夜」を併録。

目次 : 大きな字で書くこと(大きな字で書くこと/ 水たまりの大きさで)/ 僕の一〇〇〇と一つの夜(詩のようなもの 僕の一〇〇〇と一つの夜/ はじめての歌)

【著者紹介】
加藤典洋 : 1948‐2019年。文芸評論家、早稲田大学名誉教授。著書に、『言語表現法講義』(岩波書店、1996年、第10回新潮学芸賞)、『敗戦後論』(1997年、ちくま学芸文庫、第9回伊藤整文学賞)、『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(2004年、朝日新聞社/講談社、両著で第7回桑原武夫学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ayana

    晩年に書かれたエッセイと詩。前半のエッセイでは、若い頃に出会った人たちのこと、父のこと、自分のことを回顧している。特高警察をやっていた父が、キリスト教育者の先生を逮捕したことがどうしても許せず、戦後になっても喧嘩した話が印象的だった。後半のエッセイは闘病中に書かれたもの。「もう一人の自分をもつこと」が静謐に胸に落ちる。詩集もよかった。飾り気のないことばで、ちっとも深刻じゃなくて、読んでいて穏やかな気持ちになれる。よく生きるってどういうことなのか、最後まですこやかに考え続けた人なんだと思う。

  • Tommy

    雑感を書くとキリがないから一つだけ。「日本という国はオソロシイ」はほんまにそう。レジ打ちがずーっと立たされているのとか、学校でも社会でもやたら人を立たせようとしてくるの何?マジでヘルジャパン。あとは、後半の詩がなんかよかった。地に足つけて生きてきた人の書いたものだった。

  • Go Extreme

    自分の中の二つの場所: 二つの感情を持つことー異なる感情を持つ→自己理解を深める 生活の拠点ー都会と田舎の二つの生活空間→思考の幅広げる 対話の場ー自分の中の異なる感情→対話→深い考察 考えること: 考える→自己を知る・社会との関わり見つめ直す 文学的視点ー社会的問題に文学的な視点→深い理解 社会との関わり: 不安定な社会ー個人の位置づけ考える必要 教えることの双方向性 見守ることー教える=見守る→新たな学び 自己の成長ー教えられることを通じて自己成長 文学と社会の接点ー文学的な活動と社会問題の関わり探求

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