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増補 もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために 岩波現代文庫

加藤典洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006023492
ISBN 10 : 4006023499
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan

Content Description

一五〇年にわたり三度訪れるナショナリズムの正体に、我々は向き合わねばならない。その起源が、幕末の尊皇攘夷思想である―新たに「どんなことが起こってもこれだけは本当だ、ということ。」「一八六八年と一九四五」の二篇を収録、批評家・加藤典洋による晩年の思索の増補決定版。

目次 : 1 二一世紀日本の歴史感覚/ 2 どんなことが起こってもこれだけは本当だ、ということ。/ 3 スロー・ラーナーの呼吸法/ 4 「破れ目」のなかで/ 5 明治一五〇年の先へ/ 6 一八六八年と一九四五年

【著者紹介】
加藤典洋 : 1948‐2019年。文芸評論家、早稲田大学名誉教授。著書に、『言語表現法講義』(岩波書店、1996年、第10回新潮学芸賞)、『敗戦後論』(1997年、ちくま学芸文庫、第9回伊藤整文学賞)、『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(2004年、朝日新聞社/講談社、両著で第7回桑原武夫学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 春ドーナツ

    学生時代に受講した「フランス社会思想」のテクストが加藤さんのもので、何となく親しみを覚え、ある作家の諸作品に関する文芸批評はこれまで何冊か読んだことがあるけれど、思想書を読むのは今回が初めてです。まず題名のインパクトから来る「何事ぞ」感に刺激を受けました。裏表紙のあらすじを引いて何事かを紹介します。「一五〇年にわたり三度訪れるナショナリズムの正体に、我々は向き合わねばならない」本書は2017年前後の論をまとめたもので、「もうすぐ」が実際に去年から現実化していることに、草葉の陰から見守る加藤さんは何を思う?

  • takao

    ふむ

  • yuyuCh

    本アカウントは主には加藤典洋さんと橋本治を読んで自分に活かしていくものなので長々コメントしてみたいのだが、加藤氏の300年をめぐる射程の長さと広さにビビってしまい、何も言える気配がない。ただ二層構造の思想、システムが私たちには不可避にあって2階の思想によって1階や地下室を切り離して進むことはできない。必ずその反動がやってくる、という考え方自体は、加藤氏のソレだという気がするし、選挙が終わった今日でこそ再読されるべき本だろう。

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