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ISBN 10 : 4000254642
Content Description
吉本隆明―戦後思想史に屹立する彼の遺したことばと思想的営為は、ぼくたちになにを語りかけるのか。吉本を敬愛してやまないふたりが、自身の受けた深甚なる影響について率直に語りあう。その思想的核心に迫る対論から、自分に発して世界の問題を考える思想的態度、その原型としての吉本思想が未来にもつ。驚くべき射程の広がりが明らかになる。
目次 : 吉本隆明のことば(思想の「後ろ姿」/ 魂からうろこが落ちる/ ことばの着地点 ほか)/ 吉本隆明と三・一一以後の思想(思想から「国」を離隔すること―第一日目/ 吉本隆明と「有限性の人類」―第二日目)/ ぼくたちに遺されたもの(腑に落ちなければだめだ/ 吉本さんとの出会い/ 誤謬の人 ほか)
【著者紹介】
加藤典洋 : 1948年生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、早稲田大学国際学術院教授、文芸評論家。「言語表現法講義」(岩波書店、1996年)で第10回新潮学芸賞受賞、「敗戦後論」(講談社、1997年/ちくま文庫)で第9回伊藤整文学賞受賞、「小説の未来」(朝日新聞社、2004年)と「テクストから遠く離れて」(講談社、2004年)で第7回桑原武夫学芸賞を受賞
高橋源一郎著 : 1951年生まれ。現在、明治学院大学国際学部教授、作家。1981年、「さようなら、ギャングたち」(講談社)で第4回群像新人長篇小説賞優秀作受賞。「優雅で感傷的な日本野球」(河出書房新社、1988年)で第1回三島由紀夫賞受賞、「日本文学盛衰史」(講談社、2002年)で第13回伊藤整文学賞受賞、「さよならクリストファー・ロビン」(新潮社、2012年)で第48回谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ころこ
読了日:2019/02/17
壱萬弐仟縁
読了日:2015/11/16
amanon
読了日:2013/07/14
ひろゆき
読了日:2017/04/21
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読了日:2013/06/29
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