Books

聞コエル怪談 (仮)竹書房怪談文庫

加藤一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801935884
ISBN 10 : 4801935885
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

聞くと呪われる歌、演奏すると死ぬ曲、霊が憑いている楽器…音楽に纏わる恐ろしい話を集めた実話怪談集。出産した妻が無意識に口ずさむ子守歌。夫はその不気味な歌詞に聞き覚えが…「子守らない歌」、トランペット奏者だけが何人も死んでいるブラスバンド。死者の共通点はある曲の演奏に…「この素晴らしき世界」、質屋で格安で購入した高級三味線。弾くと赤ん坊の泣き声が…「泣き三味線」、岸壁から戦没者の亡骸を運ぶ引き揚げ船に向かって「海ゆかば」を唄う少女の霊。偶然その歌声を聞いてしまった二人の漁師の運命は…「水漬く屍」他、聞くも地獄、奏でるも地獄の調べ38話収録!

目次 : 子守らない歌(つくね乱蔵)/ 魅了(雨森れに)/ 緑閃光(雨森れに)/ どんぐりころころ(服部義史)/ 歌声の隣に(松本エムザ)/ 木やり歌(雨森れに)/ 紫のリボン(雨森れに)/ 空で待っている(松本エムザ)/ 友達ラジオ(つくね乱蔵)/ デュエット(つくね乱蔵)/ 不明なアーティスト(高野真)/ わすれもの(渡部正和)/ 絶対に触れない(丸太町小川)/ ある曲の裏側(服部義史)/ MY LOVE(松本エムザ)/ ライブハウス(服部義史)/ 呪われたバカ(高田公太)/ 隣の誰か(橘百花)/ 田村さんの話(三雲央)/ この素晴らしき世界(渡部正和)〔ほか〕

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 初っ端の「子守らない歌」と「この素晴らしき世界」が気に入りました。特にあるパートの楽器の人だけ不幸になるのは何でなのか気になるし。音楽と怪談と言えばピアノか放課後のチャイムのイメージなんですよね。あとライブハウスはよく出ると聞いたことあります。

  • 佐倉

    つくね乱蔵『子守らない歌』が切れ味鋭く厭な話。近所から聞こえてくる虐待の痕跡らしき歌。歌ではないが個人的に似た体験をしたことがあったので印象に残った。高田公太『ファンタスティック・ピアノ』とつくね乱蔵『泣き三味線』は人を魅了する楽器というモチーフ。特に後者は三味線は皮を用いるという事実を知ると厭な解釈に行きついてしまう。雨宮淳司『水漬く屍』は時間経過の壮大さと歌の解釈、起きた事件が気持ち悪かった。久田樹生『Suit』は伝奇ホラー的な大作。元々の十数ページあったものも読んでみたい。というか続報を知りたい。

  • misui

    高野真「まだ、やっている」、伝奇小説的な雨宮淳司「水漬く屍」。音楽と怪談、相性悪いのでは…と思いながら読みました。

  • tow

    あまり怖さは感じなかった一冊。ねこや堂さん目当て。

  • 永夢👻

    身近にある音楽、クラシック、音楽室などの音楽にまつわる実話怪談。 聞コエテクル音楽には、もしかしたら恐怖が潜んでいるかも。 《キーンコーンカーンコーン》が、暫く怖いかも。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items