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「弔」怖い話 2 (仮)竹書房怪談文庫

加藤一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801935457
ISBN 10 : 4801935451
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

実話怪談のレジェンド、「超」怖い話シリーズ四代目編著者が長きに亘る取材で丹念に証言を聞き集め、怪の全貌を明らかにする渾身の実話怪談集。雨の山で聞こえた“みぃつけた”の声。不穏な空気に下山を試みるも帰り道が…「隠しんぼ」、不慮の事故で客死した友人を悼むうちにとり憑かれた己のものではない悔悟の念。気がつくと右手が…「去りゆく君へ」、市営アパートの寝室でふと目を覚ますと箪笥の脇に座っていた青い男。夢かと思ったが引っ越し先で奇妙な符号が…「夢のまた夢」、一家の父の暴力から逃れて母子がたどり着いた長屋で起きる怪。押し入れの天井に書かれていたのは…「親子のすむ家」、千歳の心霊スポット「円形マンション」の周辺で起きていた更なる怪現象の顛末を記した「六文銭の店」他、渾身の24話!

目次 : そんなに怖くないタクシー怪談/ 秘密の釣り場/ 着物の女/ 観光地には昼間に行け/ 気遣い/ システムダウン/ アンノウン/ 隠しんぼ/ もう死んじゃうよ/ 父の葬儀/ 殯の夜/ おしゃぶり/ 哄笑/ 通訳とコンサル/ たぶんもう一度ある/ 体育座り/ 夜勤の夜/ ニーチェ曰く/ 去りゆく君へ/ 幽霊屋敷/ 夢のまた夢/ 工場長/ 親子の住む家/ 六文銭の店

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』4代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれたレーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナオ

    千歳の心霊スポット「円形マンション」の周辺で起きていた怪現象の顛末とゆーのに、惹かれて手に取りましたが、そもそも本ネタの方を知らなかったので、そこまで怖くないとゆー(笑)ちょっと考えれば分かる事ではありましたが、それでも楽しませて頂きました。読めば読むほどに心霊スポットや廃屋には行かない決意が増し、今回は観光スポットには夜行かないと決めました

  • せきぐちひろみ

    過去作の話が出てくるけど覚えてないまたは未読の読者を置いてきぼりにする本だった。 回向怪談でも思ったけど、書き方が変わったのかな?

  • qoop

    体験者が怪異と出会した状況を描写しつつ、日常が非日常へと振れていく過程をじわじわ書き進めていく。このテンポが著者ならではと感じる。本書の白眉は表題作だろう。著者が十年前に記した千歳の円形マンションに関する怪異の続編で、長きにわたって実話怪談を蒐集してきたことを証すかのようにも感じられた。描きあぐねていた理由も含めて。

  • 真夏日和

    土地の怪談はどこにも逃れられないし、穢れとなってついてくるもんだな。 読むだけで障るはなしじゃなくて良かった。

  • あき

    タイトルになってる「六文銭」が「あの世への渡し賃」じゃなくて「あの世から逃れるための渡し賃」だと気づくのに時間が掛かった。円形マンションの怪異の原因がいわゆる父系の血を絶やすたぐいのものだとすると、確かにまだ終わっていないってことになるよねえ。まだいくつか不可解な点があるけどそれは今後のお楽しみ、ってことになりそう。

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