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中国対外行動の源泉 慶應義塾大学東アジア研究所現代中国研究シリーズ

加茂具樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766424089
ISBN 10 : 4766424085
Format
Books
Release Date
April/2017
Japan

Content Description

中国は、自らが歩む外交路線を「特色ある大国外交」と定義し、大国という意識を対外行動のなかで明確に表すようになってきた。国際的要因、および統治構造による国内政治的要因からその源泉を明らかにする。

目次 : 大国意識を示しはじめた中国の対外行動/ 第1部 国際秩序のなかの中国外交―国際政治的要因(中国の対外行動「強硬化」の分析―四つの仮説/ 中国の金融外交/ 「法の支配」の国際政治―東・南シナ海をめぐる協調と競争/ 中国外交における「軍事外交」―軍事力の向上にともなう量的・質的変化とその影響/ 中国の対EUパートナーシップ関係の発展―「求同存異」の発展方式)/ 第2部 統治構造と対外行動―国内政治的要因(中国における国内政治・社会の変化と対外行動/ 国内政治のなかの中国人民解放軍―軍と人民代表大会/ 南シナ海における緊張感の高揚と漁船事件/ グローバリゼーションと中国の歴史教育の変容―内政と外交の狭間に揺れる教育改革/ 「韜光養晦」論の提起、解釈と論争―その過程と含意/ 中国の外交戦略と農業外交)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    中国の対外行動を、国際的要因と国内的要因とに腑分けして分析。注目したのは国内政治が対外政策に与えうる三つのパターン(社会の圧力、政策執行、エリート政治)の検討を通じて、中国の国内政治および社会の変化と対外行動の関係を論じた章。◇対外政策に国内政治が影響を与えてはいるが、現時点で国内の不安定性が強硬な対外政策を生み出す状況にはないという。中国共産党はエリート層と中間層の抱き込みに成功し、農民層・労働者層の不満は強制力にて押さえ込み、デモや暴動も地域限定で地方政府が不満の受け皿との事。

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