Product Details
ISBN 10 : 4642046216
Content Description
古来、神社は神まつりの場として歴史に登場し、そのまつりを神職と総称される人々が執行した。だが、神職とは神社の祭神に対するのみではなかった。朝廷との関係にも留意し、神事などから神社修造を検討。神社の威厳を高めるための神階や一宮などの「社格」を取り上げ、平安時代の神職の実態を追究し、当時の社会において果たした役割を解明する。
目次 : 第1部 神社修造と神職(平安時代の神職と神社修造/ 古代神社の立地と神祇観/ 古代の社殿づくりと神宝奉献/ 平安時代前期における神社への神宝奉献/ 奈良時代の神社修造/ 平安時代中期の七道諸国における神社修造の実態/ 平安時代中期の賀茂社司/ 奈良時代・平安時代前期の神社と仏教組織)/ 第2部 神社の社格と神職(平安時代の諸国における神社の社格―神階と預大神宝社・一宮/ 文徳町・清和朝における神階奉授の意義/ 康和五年官宣旨に見る神祇官と地方神社―一宮の成立を念頭に置きながら/ 平安時代後期の神職補任―神祇官移の発給からわかること/ 源頼朝と一宮/ 平安時代の神職の特質と神社の展開)
【著者紹介】
加瀬直弥 : 1975年神奈川県に生まれる。2003年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、國學院大學神道文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
