Product Details
ISBN 10 : 4588151339
Content Description
哲学において視覚はいかに論じられてきたか?歴史的・文化的制約をこえてわたしたちの“みる”という経験を語ることは可能か?古代哲学から現象学、精神分析、批判理論、脱構築、フェミニズムまで。マーティン・ジェイの視覚論『うつむく眼』に対する日本からの応答を編んだ“視覚思想史”論集。ジェイの日本講演『融合する地平?』を収録!
目次 : 融合する地平?―日本における『うつむく眼』/ ソクラテスの鏡―見る哲学者、聴く哲学者/ 視覚中心主義とニーチェ―“不動の視点”から“視点の自在な切り替え”へ/ 見ること、見えなくなること、見えるようにすること―リルケの経験/ フッサール現象学における「見る」ことと動機づけ/ ハイデガーと「視覚中心主義」を巡って―マーティン・ジェイへの応答/ 照明の弁証法/ メルロ=ポンティの知覚論―マーティン・ジェイ『うつむく眼』の周囲で/ 視覚の狂気とイカロスの眼差し―メルロ=ポンティ、ビュシ=グリュックスマン、マーティン・ジェイにおける視覚体制と間文化性/ 見ないことの倫理―レヴィナスの他者論における視覚の位置づけ/ 空気に触れる眼―イリガライと触覚的視覚/ Frag−mentとしての世界―ジェラール・グラネスの視覚論と絵画論/ 視覚の脱構築/権威剥奪―ジェイ『うつむく眼』からデリダ『触覚』へ/ 視覚と新自由主義―見えることと「見えないこと」
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
