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ゆきのひ

Satoshi Kako

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834001174
ISBN 10 : 4834001172
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    加古里子・作。雪国の雪の日を詩情豊かに描く。みんなの服装や車の様子などからして、時は遡って昭和30年代かと思われる。モデルになっていそうな場所は、「かまくら」から類推すれば横手あたりか。大雪のために、突然に停電になったりと不便ではあるのだが、ここにはやはりそうした不便さを補って余りある、ある種の失われた幸福な思い出が横溢する。絵も基本的にはリアルな描写に徹して、雪の光景を映し出してゆく。お薦め。

  • やすらぎ

    冬支度を急ぐ人々。そこにある自然に抗わない暮らし。今宵は吹雪が訪れる。薄化粧が一晩で豪雪の景色に変わる。しんと静まり返り、風の音しか聞こえない真っ暗な夜。少しの不安を囲炉裏の灯りが照らし、寄り添う家族が暖めてくれている。冬でも太陽は昇り、かまくらには子どもたちの笑顔が弾ける。…集落は毎年、雪に埋もれてしまう。この土地を愛し、雪とともに生きてきた人々。響きわたる明るい声。雪解けを待つ忍耐、受容。じっとしているわけにはいかない強さ。懐かしい集落の生活や仲睦まじい家族の姿を描く。加古里子さん、1966年の絵本。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    ゆきがっせん。 らっせるしゃ。 そり。 すきーじょう。 ゆきおろし。 かまくら。 雪の町、山、鉄道。雪のある暮らしが見えてくる。

  • はる

    郷愁を誘う素敵な本。少し前の時代の雪国の暮らしぶりを、素朴なタッチで描いています。ちゃんちゃんこを着た子供たち、田畑に積もる雪、かまくらで食べる甘酒やおもち…。私は雪国の出身ではないけれど、なんだか懐かしくて、読んでいて嬉しくなってきます。厳しいけれど、みんなで支え合って生きている雪国の暮らし。これが本当に人間的な生活というものなんでしょうね。

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    おもしろかったー! 日本の雪国の、雪の降り始めから、しっかり積もって、そして吹雪の夜までの、はしゃぐ子供たちと 働く大人たち、雪に埋もれる家々や 凍る発電所、切れる電線、落雪に埋まる鉄道、などなど。■1966年の作品なんだけど、ちゃんちゃんこ に 割烹着、かんじき、囲炉裏、蒸気機関車! 60年代の日本の(雪国の)暮らしってこんなだったのかしら? 思ったより昔話っぽくて カルチャーショック☆ びっくり楽しかったです( ' ᵕ ' )

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