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死刑囚と家族になるということ

創編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904795880
ISBN 10 : 4904795881
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

やまゆり園事件・植松聖死刑囚と先頃獄中結婚した女性や、死刑執行されたオウム元幹部らと結婚したまま遺骨を保持している女性、さらには池田小事件・宅間守元死刑囚や寝屋川中学生殺害事件の山田浩二死刑囚らの元妻の手記など収録。また少年事件で死刑が確定した者と養子縁組した女性のこの10年など、驚愕の手記を一挙掲載。彼女たちはなぜ敢えてそういう決断に踏み切ったのか。その問題を探ると、今の死刑制度が抱える根本的矛盾に行き当たる。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Chip2

    文中での一場面、一場面に、一瞬感情が揺さぶられる自分がいた。先進国であるのに、死刑が執行される日本。執行に至るまでは、人権が保たれる事が憲法上正とされるが、実際は家族になってもすぐに面会ができるわけではないという不必要な制限型あることは問題だとは思う。だが、本書は被害者やその家族の補償など国が充分に行えていない状況には触れていない。

  • 卓ちゃん

    こんなに驚かされた本はない。人間らしさを取り戻してほしいと獄中結婚して献身的に尽くした人、夫や養子縁組した子に代わって事件の被害者や遺族に謝罪した人、この本には登場していないが我が子を殺した犯人の青年を養子にした人。よくこんな人がいてくれるものだ。冷酷非情な死刑囚も、こうした人には心を動かされるらしい。

  • tosh

    麻原彰晃に洗脳されて犯罪を重ねた新實や土谷との獄中結婚はともかく、全く弁護の余地がないと思われる池田小学校殺人犯や未成年連続リンチ殺人犯と結婚や養子縁組した人がいたというのは衝撃的だった。それでも読んでみればなるほどと思わせる部分もある。死刑制度廃止を訴える著者や森達也さんの解説も良かった。

  • いさいさ

    死刑囚と結婚、養子縁組、しかも津久井やまゆり園や池田小襲撃、オウム信者、首都圏連続殺人事件の犯人など、普通なら家族になりたくない方々。この本を読めば少し理解できるかと思ったのだけど、読み終えてもよく分からなかったというのが本音。 凶悪な犯罪者といっても、生育の問題やら、環境によって、本来の生き方ができなくなってしまっている人に寄り添いたいということか? いずれにしても家族になった方々は純粋に死刑囚のことを考えて向き合っているのは理解できた

  • かず@kazu

    なんで獄中婚なんてするのか……人によって様々なのだが元の親や家族に変わって自分はまったく関係なかったのに一緒に事件を背負う……並大抵なことではない。 中に出てくる養子縁組をしてその娘さんの結婚相手の親が籍とかの制度はあまり重視しない人だったとかなかなか日本でいないと思った……

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