Product Details
ISBN 10 : 4006033397
Content Description
玉井義臣が立ち上げた「交通遺児育英会」は巨大な組織に成長した。「過剰」とも言えるほどの成功を収めるなか、権力者によって玉井は「交通遺児育英会」から追放されるが、「あしなが育英会」を拠点に復活を遂げる。阪神・淡路大震災を経て、玉井は災害遺児や病気遺児らへの支援をさらに拡大し、彼らの希望の灯台になってゆく。文庫化にあたり、玉井による「岩波現代文庫版に寄せて」を収録。
目次 : 9 教育運動家の自己発見/ 10 恩返し運動の展開/ 11 過剰成功と問題の性格変化/ 12 社会運動家は追放された/ 13 もうひとつの物語/ 14 社会運動の社会学への示唆
【著者紹介】
副田義也 : 1934‐2021年。社会学者。東京大学大学院社会科学研究科修士課程修了。東京女子大学教授、筑波大学教授、金城学院大学教授、福祉社会学会初代会長、あしなが育英会副会長などを歴任。社会学にとどまらず、漫画評論、小説など多彩な執筆活動を展開した。博士(社会学)=東京大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ばんだねいっぺい
読了日:2023/12/22
takao
読了日:2025/11/08
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