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シカの脅威と森の未来 シカ柵による植生保全の有効性と限界

前迫ゆり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784829965252
ISBN 10 : 4829965258
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

増えすぎたシカへの対応のために、各地でシカ柵が設置され、多くのデータが蓄積されてきた。それは、柵の効果を検証するにとどまらず、日本の植生の多様性を浮き彫りにし、また生態系の中でのシカの役割をも解き明かすものともなった。効果的な対策のために、日本列島の森林とシカの「今」をまとめた。

目次 : 第1章 シカは日本の自然を大きく変えた?(シカ学事始め/ シカという動物/ 植物への影響/ 日本の植生へのシカ影響の広がり―植生学会の調査から)/ 第2章 各地のシカ柵でわかったこと(日本の森林植生とシカ柵/ 高山植生、湿地、ササ草原とシカ柵)/ 第3章 シカ柵の効果を考える(知床のシカ捕獲と柵と保護区の未来/ シカ柵の有効性と限界)

【著者紹介】
前迫ゆり : 大阪産業大学大学院人間環境学研究科教授

高槻成紀 : 麻布大学獣医学部元教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tnk

    シカによる過採食が森林にもたらす影響をかなり分かりやすく、かつ理論だてて説明する良書。

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