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ISBN 10 : 4771037094
Content Description
「倍率信仰」を問い直す―「教員採用試験」の歴史社会学。教員採用試験の倍率は「教員の質」なのだろうか?1940〜1950年代の法制度と運用実態の検証を通じて、教員採用試験の導入・普及過程を明らかにする。
目次 : 序章 問題設定:「教員採用試験」のはじまりを描く/ 第1章 試験はいらない?:法解釈の変遷/ 第2章 推薦から試験へ:東京都/ 第3章 大都市から地方へ:文部省の「行政指導」と富山県/ 第4章 地方における普及:鹿児島県/ 第5章 大都市と郡部の県内格差:兵庫県/ 第6章 試験なき教員採用の模索:島根県/ 第7章 有資格者不足という困難:青森県/ 終章 結論:教員採用制度の形成と「動的相互依存モデル」
【著者紹介】
前田麦穂 : 1991年埼玉県生まれ。2010年、東京大学教養学部前期課程文科2類入学。2019年、東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース博士課程修了、博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2022年4月より國學院大學人間開発学部初等教育学科助教。日本教育学会奨励賞(2019年度)、東京大学而立賞(2022年度)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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