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赤松一族の中世 歴史文化ライブラリー

前田徹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642306218
ISBN 10 : 4642306218
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
前田徹 ,  

Content Description

播磨・備前・美作の守護として室町幕府を支えた赤松氏。南北朝期の円心らの躍動で幕府重臣となるも、嘉吉の乱で一時滅亡。のちに再興を許されたが、織豊期に終焉を迎える。新出史料を駆使しつつ一族の興亡を描く。

目次 : 播磨における赤松氏―プロローグ/ 鎌倉時代の赤松氏を探る/ 南北朝内乱と赤松円心/ 観応の擾乱と則祐/ 赤松一族の展開と嘉吉の乱/ 政則とその妻洞松院局/ 赤松氏の終焉/ 赤松一族の昔語り―エピローグ

【著者紹介】
前田徹 : 1972年、東京都に生まれる。現在、兵庫県立歴史博物館学芸員、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    足利尊氏を助け幕府創設に大功のあった赤松円心と、6代将軍を暗殺し深い打撃を与えた満祐。室町時代の歴史では絶対に書き落とせない2人だが、彼ら以外の赤松氏は名も知られていない。足利と関わった者以外は基本的に播磨の守護として過ごしたが、戦国時代に移行すると力をつけてきた国衆に圧迫され衰亡の一途をたどる。守護大名から戦国大名の移行に失敗して滅亡に至るプロセスから、幕府重臣という名門意識を拭えず世の移り変わりの激しさに対応できなかった状況が見えてくる。武家が武を誇らず家柄や家格にしがみつけば、終焉は当然だったのだ。

  • フク

    #読了 円心と息子たち、あとは嘉吉の乱の満祐の名前程度しか知らずかなり苦戦した。 分家が増えると力が分割され、その結果誰が誰の家だったかわからなくなる形で赤松一族の力の変化を感じた。 天空の城でお馴染み竹田城は赤松氏のこさえた城らしく、テンション上がりますねえ! 図書館

  • CJ

    奇しくも、嘉吉の乱を描いた短編が収録された円城塔『去年、本能寺で』の数ヶ月後という、絶好のタイミングでの出版となった(笑) その室町中期以降は特に、終始、分裂・抗争・家臣らが自立志向にある中で、中世末まで形式上とはいえ一定の尊重は受けていたのは、室町幕府と重なる部分もあるようで興味深かった。 ところで、私の出身である兵庫県で小学校では同級生にいたのに、その後出会う機会がない苗字がいくつか出て来たのが面白かった(上月、豊福など)。また、『信長の野望』で最初にプレイした(すぐに乗り替えた)ことも思い出した。

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