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イスラ-ム世界の奴隷軍人とその実像 17世紀サファヴィ-朝イランとコ-カサス

前田弘毅

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750329437
ISBN 10 : 4750329436
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan

Content Description

16〜18世紀前半に栄えたサファヴィー朝イランを支えたのは、グラームと呼ばれるコーカサス地方出身の奴隷軍人だった。ペルシア語史料のみならずグルジア語史料も駆使して、ユーラシア史の新しい読み方を示す。

【著者紹介】
前田弘毅 : 1971年東京生まれ。1995年東京大学文学部東洋史学科卒業。2003年東京大学人文社会系研究科博士課程単位取得退学。在学中、平和中島財団日本人奨学生としてグルジア科学アカデミー東洋学研究所に留学。博士(文学、東京大学)。東京大学および東洋文庫にて日本学術振興会特別研究員を務めたのち、北海道大学スラブ研究センター専任講師。他に上智大学、北海学園大学、日本大学で非常勤講師等を経て、大阪大学世界言語研究センター特任助教・北海道大学スラブ研究センター客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 人生ゴルディアス

    有名なマムルークの本ではない。サファヴィー朝イランにて「グラーム」と分類される、奴隷とも隷属民とも、単に従属する者たちという意味で、時に権力者に仕えるための卑下の言葉として用いられる人々の分析。定説によるとマムルークのように戦争捕虜だったり売買されて奴隷になって、故郷から隔絶された特殊な忠臣集団であったとされるが、著者は実際にグラームの人々の背景や親族関係などを調べることで、定説とは異なると例証していく。のだが、延々家系の話とか続いて辛かった。

  • 宵子

    最近、マムルークに関心があるので読んでみた。サファヴィー朝ペルシャにおけるコーカサス出身の軍人との関わりについて述べたもの。コーカサス出身とあるが、その多くはジョージア/グルジア人である。ただし、私はサファヴィー朝の知識があまりないので、その辺を勉強してから読まないと、真の意味が理解できなかった。またこの本の特出すべき点は参考資料の解説が詳しいところである。

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