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ISBN 10 : 4874984797
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フクシマを問うなら、オキナワも問わなくてはならない。あわせて海の上の原発(原潜、原子力空母)も。核と基地の現場を取材し続けて50年、「国策の生贄」の上にしか成り立たないこの国のあり方を問う。
目次 : 1 フクシマとオキナワ―「国策被害」という共通点/ 2 被爆国・日本の“核をめぐる奇妙な同居”―核の「軍事利用」と「平和利用」/ 3 佐世保から始まった「核」を考える旅―原潜寄港反対闘争と異常放射能事件/ 4 オキナワの地に立って見えるもの―今もつづく「琉球処分」の歴史を読み解く/ 5 “核の実験場”ビキニで何が起きたか―「放射能の恐怖」との出会い/ 6 除染は不可能に近い―マーシャル諸島の現状が教えること/ 7 太平洋に拡がる「核の植民地主義」―「核の実験場」を「核のゴミ捨て場」に/ 8 海に浮かぶ原子炉―日本に“常駐”しているアメリカの原子力艦船/ 終章 「脱原発」と「脱基地」への道―「日本人の核意識」を変えられるか
【著者紹介】
前田哲男 : 1938年、福岡県生まれ。長崎放送記者だった1960年代から在日米軍、自衛隊、安保、核問題を取材。とくに自衛隊軍縮を含む、武力によらない安全保障構築の問題について、82年刊行の『日本防衛新論』(現代の理論社)以来、2011年の『自衛隊のジレンマ』(現代書館)まで一貫して追究してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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林克也
読了日:2014/12/19
tecchan
読了日:2020/03/20
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