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真犯人の貌 光文社文庫

前川裕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334101879
ISBN 10 : 4334101879
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
前川裕 ,  

Content Description

夫の実家に泊まっていた教師夫婦が大量の血痕を残して失踪した「川口事件」。被害者の兄の関与が疑われたが、事件翌年に無罪が確定した。判決に疑問を抱いたジャーナリストの杉山康平は取材を進めるが、関係者の多くが肝心のところで口を閉ざしてしまう。この陰惨な事件の裏には何が隠されているのか?実話を思わせる未解決事件の真相を追う傑作ミステリー!

【著者紹介】
前川裕 : 1951年東京生まれ。一橋大学法学部卒。東京大学大学院(比較文学比較文化専門課程)修了。スタンフォード大学客員教授、法政大学国際文化学部教授などを経て、法政大学名誉教授。『クリーピー』が第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家としてデビュー。『2013年版このミステリーがすごい!』では「新人賞ベストテン(茶木則雄・選)」で第1位となり、’16年には映画化され話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆Ruy

    小説だけどノンフィクション、ドキュメンタリー風で読んでいるうちに本当の事件を追っているように感じた。割と早い段階で犯人誰か気付いたけど、何でそんな事をする必要が?と言うのがわからず最後までドキドキ。

  • スーヌ

    【B+】フリージャーナリストが猟奇殺人事件を追うドキュメンタリータッチの物語。事件の展望は魅力的だったものの、結末がドキュメンタリーらしくモヤモヤ感が残ったまま終了。結局、主人公の主観だけで物語が構成されてるのでちょっと不完全燃焼。

  • ボンタンパンチ

    久々の前川裕作品。川口事件という(架空の)未解決夫婦失踪事件を追うフリージャーナリストによって書かれたという体裁のフェイクドキュメンタリー。相変わらずすらすら読める文章で、殺人者も含めて異様な人間が続々登場するが、今回は作中で扱われる事件にそこまで意外性が感じられず、消化不良気味なオチも相まってあまり良い印象にはならなかった。

  • たまがぞう

    八王子で起きた教師夫婦殺人事件を題材にしたノンフィクションという体裁の小説。八王子市川口町という私に馴染みのある土地が舞台に設定されており、その点でまず惹きつけられた。文庫のあらすじにはミステリーとあるが、謎解きよりも様々な人間の裏の顔を覗き見るような小説。

  • starlive

    もう粘度。ぬちゃっとした、ぬめっとした、まとわりつくような表現や構成。真骨頂だね。

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