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ブラック化する学校 青春新書インテリジェンス

前屋毅

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413045070
ISBN 10 : 4413045076
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
前屋毅 ,  

Content Description

今や6人に1人が非正規教員。年収80万円の公立小学校の先生も…親(モンスターペアレント)、教師(ダメ教師)だけの問題じゃない!子どもの学ぶ環境を歪ませている意外なものとは?

目次 : はじめに―なくならない「いじめ」や「不登校」の背景にあるもの/ 第1章 先生はなぜ“忙しくなった”のか―モンスターペアレントへの対応、部活…だけじゃない真実/ 第2章 公立小中学校で非正規教員が増えている理由―今や六人に一人!クラス担任が非正規は普通のこと…?/ 第3章 心を病む先生たち―なぜ教員には「精神疾患による休職」が多いのか/ 第4章 先生に、子どもに、競争を強いているのは誰か―「何のために」勉強するか…子どもと教育の可能性を広げる視点/ おわりに―改善の第一歩は「現実を正しく知る」ことから

【著者紹介】
前屋毅 : 1954年鹿児島県生まれ。フリージャーナリスト。法政大学第二社会学部卒業。立花隆氏や田原総一郎氏の取材スタッフ、『週刊ポスト』記者を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hiro

    12時間勤務は当たり前。週末も学校で仕事をする私を心配して、友人が貸してくれた本。 良い先生ほど病む… 私自身も知らないデータなどがあったけれど、大雑把に言うとあながち間違いではないよね。 学校は忙しすぎる。本来の目的を果たせているのか。 「何のために勉強しているのか」優秀な成績を取って、良い大学に入り、一流の企業に勤めれば幸せだと思っている子どもたち、そしてその親、そうさせている社会に一石投じたい。

  • ろくせい@やまもとかねよし

    小中学校教員の労働問題。非正規教員率の増加などのデータを示しながら問題点を示す。人間の学力にも多様性がある視点が積極的に用いれば、良かったかも。

  • 小木ハム

    子供を第一に考える真面目で熱心な先生ほど、真面目に病んで、真面目に過労死していく。授業準備や学校行事は最優先、自殺予防やいじめ対策も最優先、子供のため、は全て最優先。小学校からの英語教育、プログラミング教育、土曜学校が増えても教員の数は増えず。今や6人に一人は非正規職員で、業務内容は正規職員と同じ、しまいには非正規であることに誰も気づいていない。産業界が教育に文句をつけ文科省や政府からトップダウンされる構造、国連から注意されても一向変わらない競争主義の日本教育には、海外からも『異常』と見られているらしい。

  • Humbaba

    本来の教師の業務でもっとも重要なのは生徒の相手をすることである。しかし、残念ながら現状はそれを充分に出来ているとは言い難い。様々な書類作業に追われている状況ではまずやるべきことをこなすことに時間が割かれてしまうことはどうしても避けられない事となる。

  • ペカソ・チャルマンチャイ

    知らないことばかりで、衝撃的な内容だった。将来を担う子どもの教育は大事な問題で、誰も他人事ではない。広く国民に周知されて、議論を深めて、より良い方向に進めていかなければならない。しかし、この国の政府は教育に金をかけない。恥ずかしいくらいだ。

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