Product Details
ISBN 10 : 4480092218
Content Description
欠陥翻訳批評で名高いベック先生ならではの、ひねりのきいた文章読本。有名な翻訳書の「悪訳」を通して、よい文章とは何かを考える。世に流通する翻訳書には、分野を問わず、有名無名を問わず、「悪訳」があふれている。ザクザク出てくるヘンな文章、意味不明の言い回し。有名な作家だって、名高い学者だって、ちんぷんかんぷんの文章を書いていた。日本語の文章で、何がわかりにくさを生むのか、すっきり意味が通る読みやすい文章を書くにはどうすればいいのかを、具体的な事例を通して検討、品格ある文章の条件を総括する。巻末には日本語クイズを収録。気軽に楽しめる日本語読本。
目次 : 第1講 開講にあたって/ 第2講 権威の生んだ悪文―アダム・スミス『国富論』/ 第3講 学者ことばの陰に―ジョン・K.ガルブレイス『不確実性の時代』/ 第4講 文学ならぬ翻訳―D.H.ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』/ 第5講 しどろもどろのアマチュア訳―ガートルード・スタイン『三人の女』/ 第6講 作家の文章力―E.ブロンテ『嵐が丘』/ 第7講 総括 悪文を生み出すもの
【著者紹介】
別宮貞徳 : 1927年東京生まれ。上知大学英文学科卒業。同大学院修士課程修了。元・上智大学文学部教授。翻訳家。幅広い知識を基に多岐にわたり活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
minimu
読了日:2012/09/23
フジイシンイチロウ
読了日:2019/03/15
サアベドラ
読了日:2012/05/24
bandil
読了日:2015/08/29
Танечка (たーにゃ)
読了日:2015/03/08
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

