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「不思議の国のアリス」を英語で読む

別宮貞徳

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480088727
ISBN 10 : 4480088725
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2004
Japan

Content Description

ナンセンス・ファンタジーの名作『不思議の国のアリス』。子ども向けのやさしい本かと思いきや、言葉遊び満載で、なかなかに手ごわい!そこで、翻訳批評で名高いベック先生の丁寧な解説で原文を読みすすめていこうというのが本書。見事な道案内でいつのまにか『アリス』の世界を英語で味わえるようになります。

目次 : 1 ノンセンス文学への招待(『アリス』はワンダー・ランド/ ノンセンスは新しいセンス ほか)/ 2 イメージをつかむ読み方(日本語にない表現/ 全体のイメージをとらえるのが翻訳 ほか)/ 3 不思議の国へ入ると…(hall訳すのもラクじゃない/ ここで分詞構文の復習を ほか)/ 4 翻訳ってこんなにおもしろい(more commonかcommonerか/ こんどはどんどん大きくなる ほか)/ 5 『アリス』の本当のおもしろさ(A Mad Tea‐Party/ toss one’s headは「胸をそらす」 ほか)

【著者紹介】
別宮貞徳 : 1927年東京生まれ。上智大学英文学科卒業。同大学院修士課程修了。元・上智大学文学部教授。翻訳家。幅広い知識を基に多岐にわたり活躍するが、特に欠陥翻訳の問題に取り組む厳しい姿勢で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サイバーパンツ

    『不思議の国のアリス』のガイドライン兼アリスをネタにした英語の教科書。基本的な文法や多義語はもちろん、言葉遊びやことわざなんかも丁寧に解説してくれる。児童文学だし、英語レベルとしては割と簡単な方だと思う。高校英語レベル、英語が得意な中学生でも読めるかも。ただ、英語としては簡単だが、随所に散りばめられた遊びまで理解するのはなかなか困難。そんな壁にぶち当たったときのためにも、英語版アリスを読むときには、手元に置いておきたい一冊。

  • viola

    これは面白い!アリスに興味がなかろうが、英語に関心があるならニュアンスの違いや細かい文法も確認できて楽しめそうな内容です。著者の文章もいい。ちょうど今Aliceを読んでるところだけど、勘違いしていた箇所がしばしば。ratherとか、どうしても自動的に「むしろ」と訳してしまうもんなぁ・・・。奥が深すぎて読むのはかなり難しい本なので、こういう本と並行して読むのがいいかもしれません。More common is more common than commoner.がツボ!

  • K

    訳本を片手に原文でチャレンジした『アリス』。正直訳本頼りきりだったけど、その時翻訳の難しさと深さに気づいた。学術系の翻訳もそれはそれで難しいと思うけど、物語を訳すのは、違う難しさがある。本書は、英語の勉強にもなるし、『アリス』の面白さを再発見できるし、そして翻訳についても色々と理解できる。ベック先生の切れ味そこそこ好き。

  • Eradist

    Hatterが何なのか分かったのは良かったけれど、不思議の国のアリス自体の解説は思ったよりも少なかった。

  • minimu

    『アリス』を読んだだけでは、本当には読んでなかった。ただ文字を目で追っただけだったと分かりました。ナンセンスの中にもやっぱりセンスはある!本書は「英語で読む」に限らず、何種類も出ている日本語の翻訳の比較や、なぜ「いかれ帽子屋」と「3月ウサギ」なのかの説明などもあり充実の一冊です。

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