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ISBN 10 : 4299070747
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大臣にもならず、亡くなった後は葬式もせず戒名ももらわなかった白洲次郎。彼は自らのプリンシプルのもと、日本を占領したGHQにも臆せず徹底的に戦った。最高司令官のマッカーサーに対しても譲らなかった。その後、日本の復興のために、戦前からの商工省を改組して通商産業省を立ち上げ、日本を貿易立国に導き、東北電力の会長になると只見川電源開発に邁進した。英国仕込みのダンディズムと武士道の精神を持った男、白洲次郎の生き様を描く一冊。
目次 : 第一章 知られざる白洲次郎の素顔(火中の栗を拾う男 登場!白洲次郎 自ら買って出たGHQとの交渉/ 誰も語らなかった白洲次郎 GHQと渡り合えた 類まれなる「知謀家」 ほか)/ 第二章 GHQとの戦い(GHQ民政局との対決1 平気で嘘をついてくる連中 目には目を、歯に歯を/ GHQ民政局との対決2 民主化を強引に進める民政局 それに立ち向かう次郎たち ほか)/ 第三章 日本の復興(通商産業省の発足 日本経済の発展のためには貿易の発展が必要だ/ 銀座で殴り合った永野重雄 一日でも早く日本を復興させたかった次郎 ほか)/ 第四章 生と死(届いた兄の訃報 背におぶってくれた兄は社会の弱者に心を病んだ/ オイルボーイ 親友ロビンの贈ったスコッチを終生愛した次郎 ほか)/ 第五章 プリンシプルな生き方(米軍の基地なし独立を求めた白洲 戦争反対であった次郎は憲法の戦争放棄を支持した/ 英語で啖呵を切った次郎 政治家にならなかった理由はうまく話せないから!? ほか)/ 資料編
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