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堀文子 一所不在の人生

別冊太陽編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582922677
ISBN 10 : 4582922678
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふう

    この本を読み終えた本として登録してはいけないのかもしれません。文は読み終えても、作品はもっともっと時間をかけて何回も見つめなくてはならないのでしょう。画廊でなら、作品の前から離れられないかもしれません。100歳になり、病を抱えていてもなお創作を続ける生命力と自分への厳しさが伝わってきて、作品のすばらしさに惹きつけられると同時に、その生き方にも胸を打たれます。長い活動の間には手法が変わったり、描く対象が変わったりしますが、それぞれに対象への深い愛情が感じられて、どの作品も好きです。

  • まーくん

    2019年、亡くなられた画家・堀文子さんの百歳記念特集。彼女の人生を追い、その時々の時代の作品を掲載。夫を亡くし、喪失感から脱却するため、1961年、43歳の時海外へ。「西洋」を確かめるための二年半の長旅。帰国後、自分の心の中を描くことに没頭し「幻想的な心象風景」を描くが、やがて大磯や軽井沢への転居を経て、自然に親しみ「できるだけ自己主張を消し、命の流転を見つめていきたい」と草木、花々、四季折々の風景を描く”花の時代”と言われる画風になる。私など素人には、この時代の花鳥風月の絵がやはり馴染みやすい。⇒

  • とよぽん

    偉大な画業、潔く、自己に厳しい生き方に惹かれた。東京の江戸情緒が残る良家に生まれ育った。関東大震災、日中戦争、太平洋戦争の経験は画家の心に大きく影響した。日本国内各地、さらに外国に居場所を替えて、絵の対象の近くで生きる。顕微鏡をのぞきながらスケッチをする。画風も当然、移り変わっていく。知的で凛とした生き方をしてきた女性・・・知らなかった。そして、もう新たな作品は描かれない。

  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで図書館に予約し、取りに行く日の朝刊で彼女の訃報に接した。サライでこの人の青いケシの花の絵を見たのを思い出す。きっぱりとしていて、どこか子どもにかんで含めて説明しているような、妙にわかりやすい絵だなあ…と思ったものだ。そして、この本でははあ…と納得したり。人生を歩むさまって、本当に興味深い。堀さんの道程に感じるものが多かった。素晴らしい旅お疲れ様でした、堀さん。

  • ssコスモ

    堀文子さんの生き方と描かれてきた絵画に浸れていい時間を過ごすことが出来たと思う。今まで通り過ぎてきたのに今とても惹かれる。

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