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ミステリーアンソロジー 大逆転 朝日文庫

初野晴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022650870
ISBN 10 : 4022650877
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幼い命へ警鐘を鳴らす「ピクニック」。事故で記憶を失った主人公の素性に迫る「四〇九号室の患者」。廃墟と化した遊園地にある秘密の動物霊園の謎を追う「カマラとアマラの丘」など、6人の名手が紡ぎ出す極上のミステリー。その変幻自在なトリックを、あなたは見破れるか!?

【著者紹介】
初野晴 : 1973年静岡県生まれ。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー

曽根圭介 : 1967年静岡県生まれ。早稲田大学商学部中退。2007年、「鼻」で第14回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。同年、『沈底魚』で第53回江戸川乱歩賞を受賞し、ダブル受賞を果たす。09年、「熱帯夜」で第62回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞

一穂ミチ : 2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。以降、BL作品を精力的に刊行。一般文芸初の単行本『スモールワールズ』(講談社)が第165回直木賞候補に。同作収録の短編「ピクニック」は第74回日本推理作家協会賞短編部門候補となる

綾辻行人 : 1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院修了。87年9月『十角館の殺人』で作家デビュー。「新本格ムーヴメント」の嚆矢となる。「館」シリーズで本格ミステリーシーンを牽引する。92年『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2018年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞

矢樹純 : 1976年青森県生まれ。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの漫画原作を手掛ける。12年『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』でデビュー。20年、短編集『夫の骨』に収録された表題作で、第73回日本推理作家協会賞短編部門を受賞

鮎川哲也 : 1919年東京生まれ。43年「婦人画報」の朗読文学募集に佐々木淳子の筆名で書いた掌編「ポロさん」が入選。49年「宝石」百万円懸賞コンクールに本名(中川透)で応募した『ペトロフ事件』が一等入選。56年には講談社の「書下し長篇探偵小説全集」の13巻募集に『黒いトランク』が入選。以後、本格物の長短編を数多く発表。60年に『憎悪の化石』『黒い白鳥』で日本探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。2002年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sayuri

    「カマラとアマラの丘/初野晴」「母の務め/曽根圭介」「ピクニック/一穂ミチ」「四〇九号室の患者/綾辻行人」「裂けた繭/矢樹純」「達也が嗤う/鮎川哲也」『大逆転』をテーマにした6編収録のミステリーアンソロジー。一穂ミチさんの「ピクニック」は単行本『スモールワールズ』、矢樹純さんの「裂けた繭」は文庫『妻は忘れない』にてそれぞれ読了済み。完璧に騙されたのは曽根圭介さんの「母の務め」。末期癌の夫と死刑囚の息子を持つ母の一言「私の人生、今がいちばん幸せかもしれない」で始まる一行目から心鷲掴み。真相にも結末にも驚愕。

  • あっか

    新刊。名だたるミステリ作家の短編集ということでワクワク買ったら…ミステリの中でも大好物、叙述トリックものを集めたアンソロジーでした!(一穂ミチさんピクニックのみ既読でしたが、気付かなかった…笑)一作目カマラとアマラの丘からすっかり騙されて思わず再読!読み始めは叙述トリックものだと知らなかったから油断してた…違和感はあったのに…母の務めでもすっかり誤認しました。男女入れ替わりものには強いのか、2作品とも途中で気付いたけれど『達也が嗤う』の最後の秘密には「うわー!本当だ凄い!」となりました。史上1番騙された→

  • annzuhime

    何も気にせず購入したけど、一穂さん、綾辻さん、矢樹さんは既読でした。タイトル通りに大逆転するんだろうなと読みながらも、やっぱりラストにあっとさせられる。既読だったけどやっぱり綾辻さんが好き。そして一穂さんのラストに寒気がする。

  • rosetta

    文庫オリジナルと謳っているがこの本のために書き下ろされた訳ではなく、1965年に発表された鮎川哲也作品から2020年の一穂作品まで全て再録。初野さんだけ初読み。ネタバレになるから感想は書けない(笑)

  • けいこ

    一穂ミチさん、矢樹純さん目当てで手に取ったものの、どちらも既読だったというあるある(涙)アンソロジーを購入する時は出典を先に見るべし。とは言え、初野晴さん、綾辻行人さんは若干強引ではあるものの、えっ、そっち⁈とまんまと騙されて面白かった。

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