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ほんとうの構造主義 言語・権力・主体 Nhkブックス

出口顯

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140912102
ISBN 10 : 4140912103
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
出口顕 ,  

Content Description

レヴィ=ストロース、バルト、ラカン、フーコー。誤解を一掃し、現代的意義を見出す――。自己責任、自己啓発、「絆」への賞賛が氾濫する現代にこそ見直されるべき原典を読み解く、構造主義“再入門”。

【著者紹介】
出口顯 : 1957年、島根県生まれ。筑波大学比較文化学類卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了、同博士課程退学。島根大学法文学部助手、助教授を経て、同大学同学部教授。博士(文学)。専門は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masabi

    【要旨】「構造主義者」レヴィ=ストロース、バルト、フーコー、ラカンの思想を読み解く。【感想】個に先立って物事を規定する関係性を構造と定義する。神話や文学、絵画などを題材に二項対立的にみて両者の関係性を分析する、との理解でいいのだろうか。

  • はとむぎ

    フーコー、レビィストロース、ラカンなどの考えていたことに対する深い洞察。1970年頃に日本でも構造主義は、ブームになったらしい。 その頃に読まれた方がどんな風に思ったのか知りたい。面白かった。

  • (haro-n)

    読了。「構造」の定義が丁寧に説明され良かった。「神話」を使って構造主義的な捉え方を紹介、興味深い。マグリットの絵画をもとに類似と相似を論じる箇所は、一般的な意味との違いが不明瞭でか難しかった。しかし、代理と代替の違いから権力と主体との関係を論じる箇所は非常に面白かった。バルトの人格論は概要は分かるがどうもピンと来ない。「分人論」では、その問題点の説明が分かり辛かった。「自己の前に他者や世界を」という他者に開かれた思想が構造主義的なのであり、分人論は自己愛がまず最初にあるため、問題を抱えるということか…。

  • shimojik

    ランボー:私とは一個の他者だ/シベリアの先住民ユカギール:自己が自己であるためには他者を内在化しなければならない/バルト:意味とはシニフィアンが他の多数のシニフィアンに送り届けられる可能性の存在そのもの、複数性の存在そのもの/理髪店は頭髪の時間のリセット、墓は止まった時間、美術館・図書館は時間のアーカイブ/レヴィストロース:個人の創意が神話になるためには、社会集団に受け入れられる必要がある。神話とは社会集団の知的・道徳的欲求に応えるものだから/

  • えむa

    権力と主体を論じるのなかで代理母を分析した章は興味深く、ちょっと前のめりになって読めたが、“構造主義”の入口としては、難しすぎて自分の咀嚼力不足からかすんなり落ちてくるものがほとんど無かった。もっと本を読め!ってことかな。

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