王仁三郎歌集

生涯十五万首以上もの歌を詠んだといわれる「巨人」出口王仁三郎。その膨大な作品の中から珠玉の三二八首を精選。前田夕暮、尾上柴舟、尾山篤二郎、前川佐美雄らの王仁三郎評も収録。

目次 : 花明山/ 彗星/ 霞の奥/ 白童子/ 公孫樹/ 山と海/ 大本之道/ 歌碑の歌

【著者紹介】
出口王仁三郎 : 明治４（１８７１）年、京都府亀岡市生まれ。幼名、上田喜三郎。明治３１年、郷里の高熊山での修行により、自分の使命を自覚する。その後、明治２５年に綾部市で出口なおが開教していた大本に入り、なおの五女・すみ子と結婚。出口家に婿入りし、王仁三郎と名を改める。なおに降りた世の立替え立直しを告げる神示「大本神論」を機関紙に掲載し、広範囲な社会層の人々に支持された。『霊界物語』の著述や、人類愛善会、世界宗教連合会の設立、エスペラント語の普及活動など、世界平和（みろくの世）のために邁進

笹公人 : 歌人。１９７５（昭和５０）年７月８日生まれ。東京都出身。「未来」選者。ＮＨＫ学園講師。現代歌人協会会員。十七歳の頃より、作歌を始める。１９９９年、未来短歌会に入会。岡井隆氏に師事。２００３年、第一歌集『念力家族』（インフォバーン）を刊行（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）