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人類すべて俺の敵 3 角川スニーカー文庫

凪 (小説家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041164525
ISBN 10 : 4041164524
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

《知識》を司る天使・雪咲メノが同行により、憂人とレーヴェら3人は穏やかな日々に揺蕩う。しかし安寧はつかの間、憂人を陥れる見島の策略に《聖戦》は今大きく動き出す――

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    たったふたりで世界からの逃避行を続けていた魔王レーヴェと憂人に差し伸べられた救いの手。《知識》を司る天使たる雪咲メノの協力で事態が動き出す第3弾。メノの協力により追っ手から逃れ、ひとときの穏やかな安寧の日々を過ごすレーヴェたち。一方、目前で魔王を逃したエレオノーラは、『聖戦の真実』に揺れる天使たちにレーヴェと憂人の素性を開示し選択を迫る展開で、世間にも公表される魔王と天使の真実、そして憂人に突きつけられる究極の選択があって、こうなるしかなかったのか…と思わざるをえないその結末には切なくなってしまいました。

  • 色素薄い系

    面白かったです。1巻時点ではどっちつかず感のあった憂人が良くも悪くも覚悟を決めた回。憂人がそっち側に振り切ったのは重石でいてくれた母親含めた数人を退場させたからなのである意味無敵の人を作ってしまったのはエレオノーラの大誤算でしょう。天使と魔王の能力バトルというよりも己が何を最も大切にしているのか、そしてそれが崩れさっていく様、人間の悪意なんかをしっかり描いてくれているのでキャラの解像度が高いんですよね。まだ活躍してない人もいる中続きはWebで、らしいですけど2部がどうなっていくのかも書籍にして欲しいです。

  • くろ

    多分これでおしまいだろうなぁ。丁寧過ぎるくらいに各キャラの過去が書かれていて嫌いじゃないんだけど、終始そればかりでパンチ力に欠けるのは確か。企画が続くほど売れちゃいないような気がする

  • たこまんま

    前巻でも書いたが「人類と天使を敵に回して戦うというにはバトルなりの規模が小さくて盛り上がりに欠ける」という点だがラストを読んでようやくそこが主題でないことに気づきました。申し訳ありません(?)。個人的には自分の意志で人類を鏖殺、まさに人類すべて俺の敵と言い切るようになるまでが本題だったように感じた。とはいえ天使側のキャラの弱さは最後まで気になったところ。レーヴェを庇護対象として感情移入させるのを優先させてたと思うので仕方ないかもしれないが…母親に朔夜ちゃんといい身近な人間が死ぬのはなかなかエグかったですね

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