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危機の指導者チャ-チル

冨田浩司

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106036873
ISBN 10 : 4106036878
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan

Content Description

ヒットラーの攻勢の前に、絶体絶命の危機に陥ったイギリス。その時、彼らが指導者に選んだのは、孤高の老政治家チャーチルだった…。波乱万丈の生涯を鮮やかな筆致で追いながら、リーダーシップの本質に迫る評伝。

【著者紹介】
冨田浩司 : 1957年、兵庫県生まれ。東京大学法学部卒。1981年に外務省に入省し、総合外交政策局安全保障政策課長、同局総務課長、在韓国日本大使館公使、在英国日本大使館公使を経て、2009年から北米局参事官に就任(日米安保関係等を担当)。英国には、研修留学(オックスフォード大学)と2回の大使館勤務で、計7年間滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mitei

    確かに第二次世界大戦開戦頃のイギリスの厭戦的な気分から、一時はイタリアと講和、ドイツと講和まで追い詰められてた大英帝国が有事体制に切り替えてナチスを倒すという国民的な一致団結をしたのがすごいな。 イギリスの首相選定とかは今でも不思議な感じがするけど、いろんな人の意思があったんだなと勉強になる。 そしてチャーチルは文筆家として自分の発信も出来てて驚く。

  • 金吾

    チャーチルのバイタリティの凄さを感じます。歴史感と信念が抜きん出た政治家こそが危機の時代において必要とされるのではないかと思いました。前の所有者の方の書き込みがひどすぎて途中斜め読みになってしまい残念でした。

  • たらお

    20世紀において最も偉大な政治家として語られるチャーチルの評伝。テーマごとに書かれており、時系列で話が進まないことからチャーチルのことを初めて知りたい場合には読みづらさを感じる。危機の宰相として一級品と言われる所以は、フランスをも征服しようとするナチスドイツの攻勢の前に、情勢を見る目、歴史感をもち、正面対決は避けたいという空気が漂うイギリス国内で、戦うことを選択し、国民を説き伏せたリーダーシップであろう。チャーチルの「第二次世界大戦」を読みたくなった。

  • CAESAR_YOKOHAMA

    友人の英国人らがチャーチルには特段の敬意を払っているのを見て、彼に興味を持ち、電子書籍にて購入。大戦の英雄チャーチルのその栄光は英雄譚として語られることが多いが、本書では「危機の指導者」であったからこそ彼は偉大であったという立場に立ち、著者の英国社会の過去と現在への深い理解からチャーチルの本当の姿を分析し、明らかにしている。求められる指導者はその状況と時代によって変化し、リーダーシップとはそれらに求められる資質を深く理解し、求められるように行動することだ。チャーチルは時代に求められたのだ。

  • ジュンジュン

    危機における指導者の資質を、評伝の形を借りながら問うちょっとユニークなチャーチル伝。「危機の指導者像とは?」という問題意識の下、幾つかのトピックを論じるので、網羅的に生涯を追うには向かない。反面、チェンバレン(ヒトラーとミュンヘン協定締結)との比較や40年5月(チャーチル首相就任、ダンケルク戦、徹底抗戦の決意)を詳述する章は、本書のハイライトだろう。

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