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新世界透明標本

冨田伊織

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784096820391
ISBN 10 : 4096820393
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

マスコミで話題! 美しすぎる標本の写真集。

本書は、透明標本作家の冨田伊織さんが制作した魚類・甲殻類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類などの透明標本40点以上を、新規で撮り下ろした写真集です。 透明標本とは、生物の骨や器官の仕組みを理解するために、骨を染色し筋肉や内蔵を透明にしたものです。この標本の写真は美しく幻想的で、清涼感、浮遊感とともに見る人に迫ります。

Content Description

特殊な薬品につけることで「筋肉を透明化し、軟骨を青く、硬骨を赤く染色する」という、骨格研究。壊れそうなほどか細い骨でも、生物が生きていたときの位置のまま、立体的にその骨格を観察できる。

目次 : ベステル/ ホウライエソ(頭部)/ アンコウ/ ムネエソ/ シギウナギ/ マメハダカ/ カニ類/ ミナミカブトガニ/ テッポウエビ類/ コシオリエビ類〔ほか〕

【著者紹介】
冨田伊織 : 透明標本作家。1983年生まれ。北里大学水産学部卒業。2008年5月デザインフェスタvol.27に標本を初出展。2008年12月クリエーターズマーケットvol.19に出展。作品賞第一位。2009年10月ニューヨークで行われたCREATORS MARKET‐JAPAN EXHIBITION in NY.SoHoに出展。東急ハンズ渋谷店、東急ハンズ新宿店、東急ハンズ名古屋店、箱根彫刻の森美術館などで標本を販売中。新聞、雑誌、テレビなど各マスコミで紹介され注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ずっと前に手にしてたのに感想を書いてなかった(汗)フェチとは違うが骨格を見るのが幼い頃から大好きな僕としては、宝物のような本なのだけど、ページ数がもっと欲しい!切実に(^^;欲張りですかね。一応、透明標本の本は他にも数冊出ているので、そちらも併せてじっくり見ていこうかなと。標本というと好き嫌いは分かれてしまうでしょうが、長時間かけて酵素によって筋肉を透明化していることにまず驚くし、骨格というものをここまでアート化した写真はかつて見たことがなかったかも。そうだな、学術的な図鑑ではなくアートとしてオススメ。

  • 海猫

    微グロって感じもするが、それ以上に透明感が美しい。魚や甲殻類も透明標本があったりする。特に深海魚っぽいのが透明標本になって骨組みを強調されると、造形の面白みが出てくる。こういうのは普通の標本の方がキモそう。この手の透明標本って部屋の窓際に飾ってみたいね。

  • ロア

    ホルマリン漬けの標本は部屋に飾りたいと思わないのに、透明標本なら飾ってもいいかも…と、一瞬でも思ってしまった自分になんだかなぁ。(´・ω・`)魚類まではキレイ!と思いながら見れたのだけど、それより先は残酷さの方を感じてしまいました…などと…(´ω`;)亀の甲羅は肋骨から発達したものだという事が、透明標本だと驚くほどよく分かります。

  • tama

    もともと、文字ばかりの本を読む合間の「目休憩用」に借りたです。写真ばかりだし、薄い本なのであっという間。しかし、筋肉を透明化して軟骨や硬骨を着色した標本ってことは、皮やら肉はゼリーのように死体を包み続けているわけでそう考えたら胸が悪くなった。この方法使ってレーニンとか金ナントカの遺体を透明化したらなかなかPOPなのではないだろうか?

  • masa@レビューお休み中

    タイトルにある通り、まさしく新世界。見知ったものではなく、まったく別の世界のものに見えてしまう。透明にされ染色された動物たちは、ただの標本ではなく、新たな生命を吹き込まれたように動き出しそうにさえ見えるのだ。しかも、それは動物の亡骸というよりも、新種の生物、モンスターに近い。美しくも妖しく見えてしまうのは、有川浩の『海の底』の影響もあるのだろうなぁ。どうしても巨大エビの襲撃をイメージしてしまうんです。

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